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最初こそ身構えていたものの、意外と楽しく進んでいくパーティ。
美味しそうな料理やケーキが出てきて、こんな時間から食べたら太っちゃう、と思いつつもりもり食べてしまった。
ダイニングテーブルに乗ったケーキをホビオッパとユンギオッパと貪っていると、テテオッパがやってきた。
トリックオアトリートが混ざってしまって変なことになっているテテオッパ。可愛い…
お菓子なんかあったかなーと冷蔵庫へ向かおうとするとテテオッパに手首を掴まれる。
テテオッパは心から嬉しそうににっこり笑った。
リビングのふかふかのカーペットに押し付けられると、ちゅうちゅうとキスの雨。5歳児がするみたいな軽いキスがたくさん。
ニヤリと笑ったテテオッパは私に覆いかぶさったままもう一度キスを落とした。
こんどは5歳児なんかじゃない、深いキスを。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。