廉に相談して 少し気が楽になり 、
飽きてた紫耀に対して " 会いたい " という
気持ちが溢れてきた
何ヶ月ぶりだろう 、 紫耀とLINEするの
数十分後 玄関のドアが開く音がした
あなた 「 おかえり 紫耀 」
紫耀 「 ただいま 、どうした? 」
あなた 「 会いたくなったの
今お仕事だった? 」
紫耀 「 うん まあそうだけど大丈夫 」
私は 紫耀に向かって手を広げ 、
紫耀が抱きしめてくれるのを 待つ
その一瞬の間に 涙が少しづつ溢れてきて
気づけば 目の前もよく見えなくなっていて
頬には涙がたれているのが分かる
紫耀は 私を優しく抱きしめてくれて
" どうしたの " って心配してくれる
前の優しい 紫耀だ
あなた 「 紫耀 ごめんね 、
今まで冷たく接して すぐ怒っちゃって 」
紫耀 「 俺の方こそ言い返してごめんね 」
あなた 「 泣くはずじゃ無かったのに 、泣 」
その後も 波が溢れて止まらなくて
メイクも台無しだし 紫耀の肩もびしょびしょ
どうなることかと思ったけど
仲直り出来て良かった 。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。