第9話

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2020/04/01 11:30
あなた

ど、どうしたの宮くん

å®® 䟑
...アホいヌんちょヌや
あなた

ぞ

なにか蚀おうずしおるな〜ず思ったら、
『アホいヌんちょヌ』っお。

( アホなこずしたかな )

ず自分の行動を振り返っおみる。
å®® 䟑
ん
宮くんは、手に持っおいた袋を差し出した。
勢いに抌されお受け取り、䞭身を確認する。
あなた

パン...どうしたのこれ

å®® 䟑
いヌんちょヌ、匁圓ないんやろ
あなた

...なんで知っおるの

å®® 䟑
授業終わった瞬間に財垃持っお飛び出そうずしおた
あなた

ああ....芋おたのか

そんな姿を芋られおいたずは...
少し恥ずかしい。
å®® 䟑
で、匕き止められずったから
あなた

......買っずいおくれたの

å®® 䟑
....別に
少し声が小さくなり、
そっぜを向いおしたう宮くん。
あなた

そっか...ありがずう

改めお袋の䞭を芋るず、
私が奜きなパンが揃っおいる。

( 宮くん、勘が鋭い )

しかも莅沢に、3個入っおいる。
《い぀も節玄のために2個しか買わない》

( あ、 )
あなた

お金払う

å®® 䟑
は
そっぜを向いおいた宮くんが、
すごい顔で私に芖線を向けた。
あなた

代わりに買っずいおくれたんだし。お金払わないず

å®® 䟑
芁らんわ
あなた

.....いや、払う

å®® 䟑
芁らん
あなた

え、でも

å®® 䟑
あヌもヌ、あれや、い぀もいヌんちょヌお疲れ様ですっおいう劎いの品や
宮くんの勢いに少し笑っおしたう。
あなた

....ふふっ、分かった。ありがずう

私は玠盎に受け取るこずにした。

( 今床、絶察お瀌しよ )
そう心に決めた私でありたした。


・
・
・
芖聎芚宀近くの屋䞊ぞ続く階段に座り、
宮くんから貰ったパンをいただく。

なぜか、宮くんは教宀に戻らず
隣で携垯をいじっおいたす。
あなた

いただきたす

チラッず宮くんの方を芋お挚拶する。

『ん』ずいう返事()が聞こえたので、
私はパンを口に運ぶ。

( 久しぶりに食べるず より矎味しい )

ふふっず幞せを感じる私。


å®® 䟑
な、
あなた

ん

å®® 䟑
いいんちょヌっお幞せそうに食うよな。
あなた

....そうかな

あなた

確かに、ごはん食べおる時は幞せだけど...

そんな幞せ顔になっおたかな、ず
自分の頬に手を圓おる。

( 確かに口角あがっおるかも )

それを芋られおいたず考えるず、
かなり恥ずかしい。
å®® 䟑
俺もそヌゆヌや぀の方がいいわ
あなた



発蚀の意図が掎めないけど、

ごはん食べおる時は幞せの方がいい

みたいなこずを蚀っおるのかな
あなた

逆にごはん食べおお幞せじゃない人っおいるのかな

ふず浮かんだ疑問を口に出す。
å®® 䟑
ふっ...確かに
( 笑った。 )  

い぀もヘラヘラしおる印象だけど、
こう...ニコッお感じは初めおな気がする。

( 子䟛みたい。(いい意味で) )


・
・
・


『』
ず、昌䌑みの始たりの鐘が鳎る。
あなた

あ、

宮くんず話しながら話しおいたのもあり、
やっず䞀぀目を食べ終わった所だった。

2぀目を開ける手を止めお、袋に入れた。
あなた

ごめん、集たりあっお...

å®® 䟑
....1個しか食べれんかったん!?
私の袋を芋お驚く宮くん。  
あなた

うん...()

å®® 䟑
俺が喋っおたせいや...ごめん
驚いおいたかず思えば
申し蚳なさそうにする宮くん。

( 党然そんなこずないのに... )

むしろ楜しい時間だった。
あなた

党然倧䞈倫だよ、ほら、䞀人より二人で食べた方が矎味しいしさ

あなた

私、楜しかったよ

あなた

あ、時間....それじゃたた埌でね

宮くんに軜く手を振っお
階段を急いで降りお、芖聎芚宀ぞ向かった。










䞀方、宮は階段の壁に突っ䌏しおいた。
å®® 䟑
.....ほんたあかんわ。


他のや぀が蚀っおいた、いヌんちょヌは『倩然氎』発蚀を少し理解した気がする。

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