第3話

3.○
3,787
2019/04/10 17:04
あなた

来たよー

DJ社長
いらっしゃぁぁぁぁああい

都合良く、客は全然いなくて



飲み放題♪
DJ社長
カウンター?
あなた

うん

DJ社長
酒は?
あなた

ジントニック

コートを脱ぎながら、社長と会話をする



今だからこそ、こうやって会えたりするんだ



体を重ねなくなった、今だからこそ
DJ社長
で?何があったと?
あなた

私の好きな人分かる?

DJ社長
好きな人とかいたんw
あなた

あれ、分かんないの?

DJ社長
分かるかっ!wそんなもんw
あなた

私ね、














静かバーに、氷の音が響く




社長と目が合うと



シた時を思い出すから厄介


















あなた

ふぉいが好きなの



すると社長はしきりに、笑い出した



何か面白いことを思い出したかのように
あなた

ど、どしたの?

DJ社長
いやwww
あなたにふぉいってあんま似合わんなぁw
あなた

うるせぇ

あなた

お酒おかわり

DJ社長
はやっ
あなた

コークハイねぇ〜

無言で次々出してくれる社長は



私のことをわかっているのか。










ぐいっ、と軽く飲み干して





ただ、何も考えず飲みまくった
あなた

…っはぁ、うしっ!!
ショットしよっかn…

DJ社長
やめろやめろwwまたポロリやぞww
あなた

やだー♡





酔いが回り、頭がふわんふわんしてる



なに話したっけ…




あ、そっか…




ふぉいのこと…

















あなた

あのねぇ〜多分ねぇ〜

DJ社長
んー
お酒を飲みながら、私の話を聞く社長


顔ブスなくせにさ、どっかかっこいいんだよ





ヒモーとかヤり捨てーとか言ってるけど


めちゃめちゃ優しいし


あなた

私ねぇ〜ふぉいのことねぇ〜

あなた

人生で1番好きな人だと思うぅー…

DJ社長
へー…w
あなた

…なによぉ

DJ社長
かわいいやん…ww
あなた

バカにしてるでしょお!?


目がとろんとして、視界がグラグラしてる



流石に飲みすぎたかも…






そう思った頃にはもう、目を閉じていた


















































DJ社長
なーんでふぉいなん
DJ社長
べつ、俺でもよかったやん
DJ社長
…ただの嫉妬やな、俺も酔ってるねぇ〜

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