夜
コンビニに行くため夜道を歩いていると前から笑いながら歩いてる二人組がいた。
私は迷惑になると思い道の隅によって歩いた。
すれ違う時男の一人から腕を掴まれた。
『なんですか?』
「覚えてる?」
『えっ?あ、翔太』
「覚えててくれたんだ。」
『うん。』
?「ん?翔太の彼女?」
「幼馴染。」
そう言われた瞬間私は涙が出た。
幼馴染がジャニーズである以上幼馴染と呼べない存在になると勝手に思ってただけだった。
『はっ』
現実に戻った。
最近はジャニーズがよく週刊誌に載っている。まずい。
『あっ、急いでるからバイバイ!』
「あっおう。」
?「翔太の幼馴染べっぴんさんだね。」
「とるなよ?」
?「あっ」(察
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!