本整理残りの2日間が終わった。
あなた「意外と疲れたね〜長尾くんお疲れ様」
あなた「これからも話したりしてもいい…?」
あなた「ありがとう…!」
・・・・・・
乃亜「さっきの会話聞いちゃった〜(笑)どんだけ進展してんの!」
あなた「乃亜!盗み聞きじゃん(笑)」
乃亜「あなたたちの声がデカすぎて聞きたくなくても聞こえるんだよ〜(笑)」
あなた「ていうか、あのイケメンくんとはどうなの?」
乃亜「!最近あのイケメンくん人気ありすぎて本当ヤバいのよ」
あなた「そんなに?!」
乃亜「まあ、あなたは長尾くんだけなんでしょ?」
あなた「え、ま、まあ、ね」
乃亜「一途は本当いいと思うよ〜一途のカップルって素敵!」
あなた「乃亜はあのイケメンくんに一途じゃないの?」
乃亜「それがさ〜、ちょ〜と他の子に目移りしちゃいそうなのよね」
あなた「早過ぎない?!」
乃亜「まあ、私によくあるあるなことだから(笑)」
確かに、乃亜にはよくあることだ(笑)
そういえば、いつも席に座ってる長尾くんがいない…。
どうしちゃったのかな。
ん…?廊下で誰かといる…珍しい
女子「ありがと!」
あなた「え…?」
乃亜「ちょっと話聞いてる!?って…長尾くんじゃん」
あなた「うん…」
乃亜「今の子って図書委員のあの子?」
あなた「うん…」
乃亜「あの感じ…連絡先交換したっぽくない?」
あなた「そうなんだ…」
乃亜「連絡先先に取られちゃったね」
あなた「いや、別に大丈夫だし(笑)」
乃亜「……」
それにしてもなんか嬉しそうな顔してる。
あの女の子の事が好きなのかな…?
あれ?胸が痛い…
もしかして、これが本当の恋なのかな…
continue
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。