第20話

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2019/05/20 10:19

謙社

田中先生！





田中「おお、どうかした？」

謙社

コンテストに出す写真を撮りました





あなた「わ、わたしも撮りました！」




田中「そうかそうか、早いねぇ。パソコンに移すから、ちょっと待ってね」

謙社

あっ、それなら、僕出来ます





田中「本当か？なら、お願いするよ。」




あなた「えっ、長尾くん出来るの？！」

謙社

前、したことあるから(笑)





田中「では、2人とも頼むよ〜」




2人「はい！」








・・・・・・

謙社

えっと、ここはこうして…と。





あなた「凄いね。長尾くん。もうベテランさんみたい」

謙社

そんなことないよ〜先生が教えてくれて覚えたから(笑)





あなた「それでも凄いよ！わたしにも教えてほしいな…？」

謙社

もちろん。写真部だし知っておかないとね





あなた「うん！」

謙社

ここは、ここのところをクリックして…、あなた、分かる？





あなた「わ、分かるよ！大丈夫」

謙社

慌てないでいいよ。ゆっくり覚えればいいから





あなた「うん…！でも、長尾くんの教え方わかりやすいよ！」

謙社

そんなこと言われると照れる…





え！長尾くんが照れ……？




あなた「！えっと…」

謙社

う、ううん、何もないや。続き教えるね





あなた「あ、ありがとう！」











・・・・・・



無事に長尾くんから全て教えてもらえた。


正直、分かんなかったけど、ゆっくり覚えてって言われたからそうすることにした








・・・・・・



あなた「長尾くん！今日はありがとう。本当助かった！」

謙社

そ、そう？明日からまた部活頑張ろうね





急いでるのかな…？長尾くん。


あんまりこっちを向いてくれなかった。


わたしの勘違いかな(笑)








・・・・・・



女子「あれ？あなたちゃん？」




あなた「あっ、うん。この前の…」




女子「うん。この前の図書委員の人だよ〜」




あなた「な、どうしたの？」




女子「あなたちゃんって長尾くんと付き合ってるの？」




あなた「え？！そんな訳ないじゃん！ただ、部活と委員が一緒なだけだよ」




女子「じゃあ、好きじゃないの？」




あなた「え、ま、…」




女子「私、あの時から長尾くんのこと好きになっちゃったの」




あなた「え……」











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