無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第13話

11'
あなた

ただいま、帰りました




誰からも、









「おかえり」なんて言ってもらえない









いっその事、自分の家に帰ろうかと思った









だけど、









親に、婚約破棄のことを伝えたら









「あんたなんか家の子じゃない」









「一生、帰ってくるな」









そう言われてしまった









それまで、優しかった母と父も









所詮、こんなものだったんだ









だから、









ユンギさんの家に行くしかない


















あ、ユンギさんとヘヨン様…







ヘヨン
あ、あなた!!
あなた

(ビクッ




ふーん、










ユンギさんがいる時は









そんな高い声出せるんだ










でも、









あの日以来、ヘヨン様の笑顔が









とても、怖くなった














ヘヨン様がこっちに駆け寄ってくる





ヘヨン
なに、ビビってんだよ

バレるだろ



ヘヨン様は









耳元でそう言った





ユンギ
おい、ヘヨン
ユンギ
こんな奴に近づいたら

病気になるぞㅋㅋ




ユンギさん、




なんでそんなに酷いことを言うんですか?





ヘヨン
もう、ユンギ!
ヘヨン
そんなこと言っちゃダメでしょッ
ユンギ
ごめんってㅋ



目の前でイチャつかないでよ…



ヘヨン
ごめんね、あなた
ヘヨン
気にしなくていいから
あなた

あ、ありがとうございます…




そう言って、









私の手を握る、ヘヨン様の手は









暖かい優しさ









ではなく、









冷たい、殺気で溢れていた