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第23話

狼さんはたまらない。
裁縫室に入り1人でチクチクとエプロンを直していく。

(今日は色々な人と話したなぁ〜)

お昼のことを思い出す。今日は人の暖かさを知った日だと思う。触れてくれた手は皆暖かくて…。
思い返していたら、あっという間に完成した。片付けをしようとした時、ふと好きな人の顔を思い出す。

「……やっぱりふぅ〜君が撫でてくれたのが一番いい…」

口から出た言葉。ふぅ〜君がしてくれた方が暖かくて優しくて安心する。










「じゃあ沢山撫でてあげよっか?」









「っふぅ〜君!?」

振り向くとふぅ〜君が立っていた。

「あぁぁぁ〜良かった……もーひなさんが取られちゃうって心配してて…」

ギュウッっと抱きしめられる。ふぅ〜君の匂いに包まれる。暖かい。

「僕は取られないよ〜」

「今日…ひなさんの友達とか、バイト先の先輩とかと話してる姿みてて、色々焦っちゃって…」

ほっぺを膨らませながら、話をしてくる。やっぱり年下だな〜って思う瞬間。

「大丈夫だよ、僕はふぅ〜君の恋人でしょ?」

「そーだけど〜……んん〜」

不安なのかもっとキツく抱きしめてくる。

「僕も気をつけようと思ってるんだけど……」

–「優しくてカッコいい恋人ができたから気が緩んじゃってるのかも」–

なんて恥ずかしいけど言っちゃって。

「っあ〜もー。こういうことは他の人に言っちゃダメだよ〜?」

「言わないよ、絶対。だってふぅ〜君へ向けて言ってるんだもん」

ムギューツと抱きしめ返すと安心したようだ。

「ねっ……ねぇ…ふぅ〜君?」

「なぁに?」

「もっと…ふぅ〜君…感じたい………っから……今日だめ?」

「可愛いっ…いいに決まってるじゃん?じゃあ今日は俺の家行こっか。」

「うんっ」

早く夕方にならないかな。早くふぅ〜君の暖かさを感じたい。







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これからも話がすくすく育つ予定です。