夕方、デート帰りに2人分の食事の材料を買い帰宅。
両手いっぱいの荷物は、愛の証拠。
選びあった服、お揃いの帽子、大好きなカフェで買ったドーナツ。
両手の重みは幸せな証拠でもある。
琥珀はなんでも作れる気がする。将来はレシピ本作ってみたいとか。
(もし…売れたらぜってー1番に買ってやる…)
そういえば…ああいう本って大体名前と写真付きで表紙にのるよな…あぁ…全国に琥珀の顔が知れ渡る…。
琥珀のファンできたら俺勝てる気しねぇ。
ガクッと肩を落とす。
琥珀は俺の質問に何倍もの愛で返してくれる。
なんでそんなに自信満々なんだよって思う時はあるけど、それが琥珀のいい所。
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▽▽
夕ご飯を作り、お風呂に入った後ソファーにもたれかかる。
琥珀は俺と変わってお風呂に入っている。
「こたさん、少し待っててください」
お風呂に入る前に言われた言葉。
一応中は準備したし…。
って…!別に期待とかしてねぇし!?
自分にそう言い聞かせても…期待してしまっている自分がいる。
ムズッ…♡♡
気持ちいいことを期待して身体が疼く。
寝室へ向かい使い慣れたローションを手に取る。
本当は…琥珀に可愛いって早く抱いてもらいたいから__
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▽▽
クチュ…クチュ…♡♡♡
静かな部屋に響き渡る。
とまらない…とまらない…♡♡♡
(琥珀に触られてるの思い出しながらするの気持ちいい…♡♡)
ガチャ__
突然扉が開く。
琥珀戻ってきたぁ…♡♡
驚いてる琥珀可愛い…♡♡
(でも今の俺の方が可愛いもん♡♡)
くぱぁ♡♡♡
中を広げ、十分に解れたことを見せつける。
早く琥珀に触って欲しい。
(早くっ♡♡早くっ♡♡)
舌を入れてキスをされる。
今は琥珀のがほしくて堪らない…♡♡♡
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▽▽
ぱんっ♡♡ぱんっ♡♡ぱんっ♡♡
対面座位の形で激しく動く。
忘れるわけない。
優しく触れられて、落ち着かせるようにキスをしてもらいながら腰を下ろして琥珀のが中に入った時のことは今でも覚えている。
あの時は初めての快感で息をすることが精一杯だったけど、今は違う。
琥珀の余裕のなさそうな顔を見ることもできるし、おねだりだってできる。
琥珀への好きがとまらない。
好きで好きで堪らない。
グッと奥を突かれる。
いつも以上の快感に声が漏れる。
きゅん♡♡♡
中をきゅうっと締め付け、身体中に快感が広がる。
イった感覚なのに、前は汚れていない。
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▽▽
そういう時の後はまた素直になれない。
けど…琥珀が幸せそうに見つめてくるから…頰は緩む。
優しくキスをして目を瞑る。
明日ぜってぇ腰いてぇだろうな…。
でも…それも愛の証拠だと思う。
今度は俺も堂々と琥珀を恋人って紹介してぇな。
デート編終了です〜!!
こた、初のドライ。琥珀が開発頑張りました。
あんなにツンツンしている子でも身体はとっても素直です。
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次回はふぅひなです!!
次回もお越しください〜!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!