ぎゅっと手を握りながら2人で歩く。
手を繋いでいても周りは気づかないものだ。
歩いている時は思い出話をすることが多い。
高校生の時のお話しや初デートの時のお話しは良く話題に出る。
話をしているとあっと言う間に目的地に着いちゃうのが不思議。
今日は大きなショッピングモールでデートです__
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まずは服を見ることが多く、自分の服よりもふぅ〜君に似合いそうな服を見てしまう。
それはふぅ〜君も同じで…
背中を押されながら試着室へ向かう。
ふぅ〜君が似合うと進めてくれたクリーム色の大きめなトレーナーを着てみると、ゆとりがあって着やすい。
ふぅ〜君はおしゃれだから流行りを色々知っていていつも僕に似合う服を選んでくれる。
(もう春だからトレーナーだけでも過ごせるし…この服いいかもっ)
でも本当に僕に似合ってるのかな?
シャッと試着室のカーテンを開けると、ふぅ〜君がぷるぷると震え始めた。
僕の姿をカシャカシャと何回も写真で撮る。
ふぅ〜君も試着室に入り、カーテンを閉めてから抱き寄せてキスをされる。
カシャッ
キスしてる自撮り写真を満足げに見せてくるふぅ〜君に赤面してしまう。
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▽▽
お昼はふぅ〜君が予約してくれた個室のお店でご飯を食べる。
いつも素敵なお店を選んでくれるし、「食事だ代けでも」って奢ってくれるから申し訳ないけど、ふぅ〜君の優しさを凄く感じる。
渡されたメニューを見ると、美味しそうな料理の名前が沢山書いてある。
今日のお店は和食が多い。
頑張って舌を入れてキスをする。
個室だから少しいちゃいちゃできるのも本当は嬉しかったり。
余裕のないふぅ〜君の顔は凄く雄っぽくてかっこいい。
今夜のお誘いももらいました。今からドキドキです。
続きのデートはどうなるのかな…?
次回はふぅひなえちえちです〜!!
雛が可愛いことをしたので楓馬は爆発寸前です。
いいね、お気に入り登録、コメントありがとうございます。
お知らせです
第24回プリコン にまた作品投稿しました…!!
今回のテーマはスカッとする話で、王道なスカッとするお話しを書いてみました。
ブラック会社に勤めてる社畜と地縛霊のお話しです。
お暇な時に見てください。
次回もお越しください〜!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。