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第63話

僕だって嫉妬するよ。
講義が終わり、帰る準備をしてふぅ〜君との待ち合わせ場所で待つ。
帰る時は一緒に帰るようにしている。その時間だけでも幸せ。小さな幸せが僕の楽しみでもある。
けれど今日は待ち合わせ場所で30分待ってもふぅ〜君が来てくれなかった。


(連絡しても繋がらない…)



遅れる時や用事がある時は必ず連絡をくれるのに、なんでだろう…。何かあったのかな、と不安が募る。

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それから少し待ったけれどふぅ〜君は来なくて、いつも乗っている電車が来る時間になったから先に帰る連絡をチャットでして帰ることにした。


1人で歩くのが寂しいことを実感する。
いつも隣で笑ってくれて、僕が寒そうにしてる時はマフラーを貸してくれたり。



(ふぅ〜君がいないと寂しいなぁっ…)




寒い大学の道を歩いていた時、










『楓馬君、好きです。付き合って下さい』





っ!


微かに聞こえた声。
その声の方向を見ると、ふぅ〜君が女の子に告白されていた。



楓馬
ごめんね、俺恋人がいるんだ


『…その人と別れることってできないんですか?』

えっ
っ!
急いで口を閉じたがもう遅い。
ふぅ〜君と女の子がこちらを向いていた。

楓馬
っ!?ひなさん…?
ぁ…えと…ごめんね!ふぅ〜君、僕先に帰るからっ
楓馬
っ!ひなさん!

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ふぅ〜君の言葉を聞かずに走って帰ってしまった。心臓がバクバクして、落ち着かない。
やっぱり女の子の方がいいよね…。


可愛らしい服を着て、可愛く髪を結って。きっと身体は柔らかいのだろう。
ふぅ〜君の隣を歩く女の子を想像すると、とてもお似合いだ。



僕がふぅ〜君の隣に居るよりよっぽどお似合いだ…
僕はふぅ〜君の隣に居てもいいのかな…


僕も女の子みたいに柔らかくて可愛いかったら…。


こんな気持ち初めてだ。溢れ出た涙を拭いながらふぅ〜君のことを考える。
ふぅ〜君もこんな気持ちだったのかな。
これじゃふぅ〜君も不安になるに決まってる。
これは嫉妬だ。





女の子に嫉妬しちゃうなんて。





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▽▽


ピンポーン__


家に帰ってから何分経っただろうか。クッションを抱きしめながらベッドで横になっていた時、家のインターホンが鳴る。
ドアを開けるとそこにはふぅ〜君がいた。










今回は雛の嫉妬回です。
楓馬と雛の愛がものすごく伝わる回かな〜と思ってます((
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