琥珀の事しか考えられなくなって、琥珀に触ってほしくて抱きしめてほしくて。
こんな感覚、全部琥珀に教えてもらった。
両思いになってから1ヶ月。今日初めて琥珀とする。
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–1ヶ月前–
抱きつかれてキスをされる。
俺を抱きてぇって昔から言われてるけどいざ考えると何からすればいいんだ…?
ここ、と自分の腰あたりを指差す。
スッと急いでお尻を隠す。
笑いながら頭を撫でてくる。
すると話のついで、とカバンからローションを出してきた。
むぎゅっと抱きつく。
やきもち妬きだけど俺に色々してくれる琥珀のことが好きでたまらないなんてまだ言わない。
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–次の日–
経験者に聞いた方がいいと言う琥珀の言葉から、雛さんに色々聞いてみることにした。
雨月は…なんかこう…凄いことしてそうだからまだハードル高ぇかなって。
雛さんに話があると連絡すると、帰りに話そうと言ってくれた。優しい。
(あ、その前に楓馬に誤解されねぇように言っとかないとな)
▽▽
グイッと腕を引っ張られ、頭を撫でられながら囁かれる。
▽▽
楓馬に許可をもらったから雛さんに会いに行く。
待ち合わせ場所に行くと、ふわふわのマフラーとコートを着て立っていた。
カランッと喫茶店のドアを開ける。
ここは俺もよく行く喫茶店だ。ここのシフォンケーキ美味しいんだよな。
「いらっしゃいませ。あ、こたさんこんにちは」
「はい、宜しくお願いします」
▽▽
コーヒーを頼んで、早速本題に入る。
そこから色々なことを教えてもらった。初めは違和感しかないから、恋人のことを考えて慣らすと良いとか、他のところを触ってみるのも良いらしい。
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–夜、こたの家–
(琥珀にもらったので試してみるか…)
雛さんに教えてもらったように、ローションを付けてゆっくり指を入れて…。
ゆっくりと中を広げるようにして指を動かす。
(琥珀君のこと考えてみるのもいいかもっ)
雛さんの言葉が過ぎる。
あとは胸…
キュッと自分の胸を弄ってみる。
琥珀に触ってもらってると考えながら慣らしてみたら、夢中で中を広げていた。
(っ!?…初めてで勃つなんて…)
そこから1ヶ月、頑張って慣らした。
今回は長めでした!次回は琥珀とこた、初めての夜です…!!
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次回も会いましょう!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。