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第35話

狼さんは悶えました。
文化祭、すごく大きな行事だから準備も忙しい。
僕は料理サークルに入っていて、料理サークルでは喫茶店を出し物にする予定だ。
飲み物はなんとかなるとして、お菓子を何にしようか、服はどうしようかと考えている最中のことだった。

「雛、お前に頼みたいことがあるんだ」

「ん?何?」

同じサークルに入っている秋季が少し緊張しながら僕を呼ぶ。

「雛、お前文化祭メイド着て店員してくれないか?」

「え?」

何で僕なんだろう?男子は僕と秋季、春兎に天毬の4人で、女子の方が沢山いるのに…。

「えっと……なんで僕?」

『雛さんは女子より可愛いから』

皆が声を合わせて言う。

「えぇ…」

雛は可愛いから絶対売れる、と秋季が呟く。

「因みに天毬も着てくれるぞ」

「天毬君も!?」

『2人合わせたら最強だから』

またも声を合わせて皆が言う。

「雛ちゃんと天毬ちゃんは可愛さと癒し足した子なんだから!」

「そうそう!目の栄養だよ〜」

女子の話が盛り上がる。

「それに〜、楓馬も喜ぶよー?」

「ふぅ〜君!?えっ…なんで…!?」

「そりゃ反応ころころ変わる雛ちゃん見てたら分かるよー、付き合ってるんでしょ?誰にも話したりはしないから安心して」

「っ、ありがとう」

「まぁ、ということでよろしくな?」

「がっ…頑張ります……」

「あ、俺と春兎は動物のカチューシャと尻尾付けてやらないといけなくなったから」

「は!?カチューシャ…!?」

「雛達よりはましだろ…2人で頑張ろうな?」

「うそだろ……」

顔を赤らめる春兎。

ふぅ〜君は狼のカチューシャとか似合いそうだな…って思ったのは内緒ね?

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数日後、流石に手作りするのは大変だからサークルの女子が通販で買ったメイド服が届いた。

(短い……)

膝より上の丈で、ご丁寧に首元につけるふわふわのリボンまで付いている。
メイド服と和風が混ざった感じの服。和風メイド服と言うのだろうか。僕のイメージカラーということで、全体がピンク色。

「…着てみなきゃ…」

届いたらサイズ確認で必ず着ること!と、女子に言われていた。

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「…わっ…スースーする…」

黒いタイツも付いているのだが、上だけサイズを確認すればいいと思い履いていなかった。
履いてないせいで足元がとてもスースーする。

(それにしても…凄く丁寧な作りだな…)

細かな所まで丁寧に縫われており、僕が着るのはもったいないくらいだ。
感心していたから気づかなかった。












–ガチャッ…………バタンッ–














バタン…??










(あっ!?!?)











忘れていた。今日はふぅ〜君が泊まりに来るんだった。時間は約束の7時。服のことを考えていたらあっという間だった……。





「っ!?服……!!!!」





–脱がなきゃっ…!!!!!–






「ひなさん〜…ただい…ま………あ"?」



服に手をかけたがもう遅い。目の前には扉をあけた楓馬が立っていた。


「ふぅ…くんっ…!……〜っ!!!!」





和風メイド服って可愛いですよね……女装えちえち性癖なんです……。
いいね、気づけば90になっていました。悶えてきます…。
いつも見てくださってありがとうございます!!!!