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第48話

毎週狙われててなんか怖いね。**
講義が終わって、さぁ帰ろう。今日は何を作ろうかと鼻歌交じりで帰っていた時期もありました。…いや、今までがそうだったんだよ。














「こ〜たさんっ」


「うぁっ」


処女奪わせてください事件から3週間が経った。
横から声をかけてくる男子は琥珀。最近は週3日必ず大学の前で待つようになっていた。
イケメンが待ってるもんだから、女子が駆け寄って琥珀に話しかけるんだけどさ、俺見つけた途端笑顔でこっちに近づいてくるから女子からの目線が痛いんだよ、その視線だけでも心臓に貫通しちゃいそう。…あ〜やだやだ。イケメンの被害が俺にまでくる。



「こたさん、手繋いで帰りませんか?」


「恋人のクソでもねぇのになんで手なんて繋ぐんだよ……」


「だっていつかは恋人になるんですから!」


「…お前、病院行くか?……それなら一緒にいってやるけど…」


「あははっ、何いってるんですか。こたさんと恋人になって、こたさんの処女奪ったらこんなことしませんよ〜」



琥珀はなかなか折れてくれない。
イケメンってそんなにメンタル強いのか?


「…まぁ来たことにはしょうがない。手は繋がないけど帰るぞ」


「え〜…もう……分かりましたよ」


たったったっと後ろからついてきて、自然に隣で歩く。車道側をちゃっかり歩きやがって。……俺、来世はイケメンになるからな。
琥珀の身長は179cmだと言っていた。体格も良くて、程よく筋肉がついてる感じ。それに比べて俺は170cmだし、ほんの少し筋肉がある程度。だから逃げてもすぐ捕まっちゃう。
あ、案外ちっさーいとでも思った?俺だって伸びなかったのは想定外なんだよ。泣いちゃう。



「こたさんこたさん!」


「ん〜?」


「いつも帰るだけじゃつまらないので、今日はクレープとか食べませんか?」


「クレープ…いいよ。でも食べるからってデートとか思うなよ、思ってたらすぐ逃げる」


「わかってますよ〜何系がいいですか?」


「ん〜……いちごっ!」


「わかりました!こたさん疲れてると思うから先に席座ってて下さい〜」



気遣いもできるイケメンか……。
そしてお分かりいただけただろうか。琥珀がクレープ代を払ってくれていることに。俺先に座らせて買ってくるんだぞ?イケメンってすごいね。


(…って、俺大学生なんだから高校生に金払わせるわけにはいかないな)


「買ってきましたよ〜どうぞっ」


「ありがと…お金、琥珀に払わせるわけにはいかないから俺の分だけでも返すね」


「大丈夫ですよ〜!!こういうことするの考えて、バイトのお金殆ど貯金してましたから!こたさんの笑顔見るだけで幸せです〜」



こいつやべぇ。なんでこんなあっさりかっこいいこと言えるんだ。



「…じゃあお言葉に甘えて…いただきます」


「どうぞ!」


「はむっ…っ!美味しい…!」


疲れた体に甘いものが染み渡る。とても美味しい。


「あ、俺のも美味しい〜……あ、こたさん」


「ん?……んっ」



突然近づいてきたかと思うと、頰をぺろっと舐めて頰にキスしてきた。



「クリーム付いてましたよっ」


「〜っ!?付いてたなら普通に言えよ!?」


「だって可愛かったから〜!」



イケメンっていつもこんな感じなの?え?怖い怖い。
でも…頰にキスって初めてだな…。



「ちゃんとしたキスはいつかしますね」


「なんですることになってんだよ!?」



…やっぱり病院連れて行った方がいいかな?



鈴木こたが恋に落ちるまであと46日。












ちゃっかりイケメンです。
因みにこたは、いちごやみかんなどの果物や甘いものが大好きです!ケーキとかプリンとかくれると目を輝かせて食べますよ!!
食べた分は週2日、朝ランニングで落としてます。
いいね、お気に入り登録ありがとうございます!!次はふぅひなにしようかな。