入学式も終わり、
さっき生徒会長と目があったかもしれないことに、まだ落ち着かない俺…
まさか、無意識?
いや、でも…
俺は、またさっきのことを思い出してしまい顔が赤くなる…
俺は、反論ができなかった…
そして、浩と他愛もない日々を過ごして1週間がたった…
と、階段を降りていると段ボールの箱を何個も積み重ねて、階段を上がっている生徒会長と会った…
俺はとっさに…
と、俺は生徒会長が持っていた荷物を「ひょいっ」と取る…
階段を上がっていく俺達…
「ドキドキ…ドキドキ」
ヤバい…
緊張する…
とっさに声かけちゃったけど大丈夫だったかな?
「ガラガラ」と扉を開ける…
俺は、あと少しでも生徒会長と一緒にいたかったため、とっさに口を開いた。
生徒会長…それはずるい…
片付け集中できるかな…
頑張れ…
俺
こうして緊張とドキドキを胸に、生徒会長と資料の片付けを始めた…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!