第6話

6話
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2020/09/07 02:33
入学式も終わり、


さっき生徒会長と目があったかもしれないことに、まだ落ち着かない俺…
甲田浩
甲田浩
どえしたんだよー和樹
甲田浩
甲田浩
さては生徒会長見て…
黒沢和樹
黒沢和樹
見てない!
甲田浩
甲田浩
いやいや…お前気づいてないかもしれないけど生徒会長のことガン見してたぞ
黒沢和樹
黒沢和樹
がっガン見なんて…してない
まさか、無意識?


いや、でも…
甲田浩
甲田浩
いーやしてた
甲田浩
甲田浩
てか…顔赤いぞ
黒沢和樹
黒沢和樹
え!?赤くなんか…///
俺は、またさっきのことを思い出してしまい顔が赤くなる…
甲田浩
甲田浩
お前照れすぎだろ…
甲田浩
甲田浩
もう告白しちゃえ
黒沢和樹
黒沢和樹
むっ無理だ…絶対しない
甲田浩
甲田浩
はいはい…わかったよ
甲田浩
甲田浩
この素直じゃなくて勇気がないやつ~
甲田浩
甲田浩
おまけに照れ屋さん
黒沢和樹
黒沢和樹
////
俺は、反論ができなかった…









そして、浩と他愛もない日々を過ごして1週間がたった…
甲田浩
甲田浩
じゃあな…和樹
黒沢和樹
黒沢和樹
おーじゃあーな
黒沢和樹
黒沢和樹
よし俺も帰ろ…
と、階段を降りていると段ボールの箱を何個も積み重ねて、階段を上がっている生徒会長と会った…
俺はとっさに…
黒沢和樹
黒沢和樹
手伝いましょうか?
桜坂梅蕾
桜坂梅蕾
あっいえ大丈夫です
黒沢和樹
黒沢和樹
でも女の人が1人で、
そんなの持ってたら危ないですよ。
と、俺は生徒会長が持っていた荷物を「ひょいっ」と取る…
黒沢和樹
黒沢和樹
どこに運ぶんすか?
桜坂梅蕾
桜坂梅蕾
ありがとうございます
桜坂梅蕾
桜坂梅蕾
生徒会室です
黒沢和樹
黒沢和樹
わかりました…
行きましょうか。
階段を上がっていく俺達…
「ドキドキ…ドキドキ」
ヤバい…

緊張する…
とっさに声かけちゃったけど大丈夫だったかな?
桜坂梅蕾
桜坂梅蕾
あっつきました
「ガラガラ」と扉を開ける…
桜坂梅蕾
桜坂梅蕾
運んでくださって
ありがとうございました。
黒沢和樹
黒沢和樹
ほっ他に手伝うことありませんか?
俺は、あと少しでも生徒会長と一緒にいたかったため、とっさに口を開いた。
桜坂梅蕾
桜坂梅蕾
他…あの…この資料を片付けるの手伝ってくれませんか?
黒沢和樹
黒沢和樹
いいです
桜坂梅蕾
桜坂梅蕾
ふふ…黒沢さんは優しいですね。
黒沢和樹
黒沢和樹
え!?そうすか?
生徒会長…それはずるい…
片付け集中できるかな…
頑張れ…




こうして緊張とドキドキを胸に、生徒会長と資料の片付けを始めた…

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