朝…
胸を「ドキドキ」させながら学校へ向かった…
学校に着き教室に入ると
一目散に浩が声を掛けられた。
昨日の夜ずっとどこで告白しようか考えていたが、ベタな屋上にした
メールで屋上に来てもらおうか…
告白することで頭がいっぱいになり授業も昼休みも
「ボー」とするばかり…
授業ではほとんどこんな感じだった…
そしてあっという間に放課後…
メールしなければ…
「今日放課後話したいことがあるので屋上に来てもらへませんか?」
送信し俺は屋上へ向かった
数分後…
「わかりました。今から向かいます。」
それから数分後、
「ガチャ」と扉を開ける音がした…
言ったぞ…
言ったぞ…
俺…
「ガチャン」と扉を閉めて屋上を出ていく生徒会長…
俺は、全身の力が抜け床に膝をつく
その日俺は、家に帰った後も告白したことが頭の中でずっと周りあまり眠れなかった…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。