俺は胸をドキドキさせながら学校に向かった
昨日からニヤニヤした顔が治らない…
こんなところ見られたくないなぁ…
早く教室向かおう
下駄箱に向かい靴を履き替えていると生徒会長と会ってしまった。
と、俺は走り出す
おいおい
何やってるんだ俺は…
と思いながら走る…
恥ずかしさのあまり生徒会長の顔が見れなかった…
「ガラガラ」と、教室の扉を開く。
できるだろうか…
そして午前の授業も終わり昼休み…
どこで食べようか…
浩はあの人のところに行ったし…
屋上でいいか…
頑固だな…
生徒会長って、大胆だし、頑固なんだな
夕食?生徒会長の家で?
え!?…え!?
頭が混乱する俺…
ダメですか?ってかわいすぎる…
上目遣いは、反則だ。
でも…
俺は、生徒会長の押しに負け夕飯をご馳走することになった…
ピーンポーン
今日…俺…
心臓もつかなぁ…
気持ちがおさまらない中、俺は生徒会長の家に上がった…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。