―――――――――若武の家に到着―――――――――
あなたside
ピーポーン
はーい。どちら様でしょうか?
霧島と、
上杉です。
霧島さんと上杉さんですね。
書斎に通すように言われています。
どうぞ
ありがとうございます!
(〃・д・) -д-))ペコリ
書斎にて...
おっ、やっと来たか!
あとは、美門とアーヤだけだな!
--------数分後--------
ごめんね!遅くなって!
アーヤ、大丈夫だよ!
よっし!みんな揃ったな!
じゃあ、部屋割りだが、くじ引きはどうだ?
え?!
駄目に決まってるでしょ!
アーヤを狼がいるの中に1人にさせる訳にはいかないよ?!
〘もし、鷹岡が私のことを狙ってるなら、意地でも私のいる場所を突き止めるはず...〙
〘だとしたら、みんなと同じ部屋がいい!最低でも、アーヤとは一緒に行動しないと...〙
この時の私も心のどこかで、〘私がアーヤ達から離れれば、アーヤ達を危険に晒さないで済む...。みんなに、私の過去を話さなくて済む...。仕事のことも...。〙って、わかってた。
けど、〘みんなから離れたくない。嫌われたくない。〙という気持ちが強くて、だから、みんなを巻き込むことを承知の上で離れなかった...
狼?誰が?
誰が狼だって?!あなた!
狼...
僕もなの?(小声)
(苦笑)
男女で分けるか、大部屋をみんなで使う、かのどっちかだよ!
じゃあ、大部屋をみんなで使うにしよう!
わかった!けど、着替えをする時とかは、違う部屋で着替えるからね!
おう!
じゃあ、部屋に案内して〜!
大部屋にて...
みんなが荷物起き終わり、どうする?みたいな雰囲気が漂う中、黒木君が私に問いかけてきた。
あなたって何者なの?
え?
〘え?私が元3年E組だったってことバレたの?!いや、私が芸能人だってことがバレただけかもしれない!〙
みんな、呆然としていた。
当たり前だ。
急に、仲間が仲間の1人に向かって、「○○って、何者?」って、聞いてるんだよ?びっくりしないわけない!
沈黙が続いた...
そして、上杉君が、
黒木、なんでそんなことを聞くんだ?
私もそれは思った。黒木君、なんでそう思ったの?
俺、来る前にある所に寄ったんだ。
どこだと思う?
え?
どこに寄ったんだ?
若武が珍しく真面目な顔をしている。
あなたが通ってたって言う、中学校の元先生の家だよ。
なんで、そんなところに行く必要があったんだ?
言動からあなたが何かを隠してると思ったんだな?
あぁ。
それで、俺の知り合いにあなたが言ってた、小坂中学校の元先生に会いに行ったんだ。
で、なんて言われたの?
〘うっ!けど、理事長や、校長じゃない限り、霧島?そんな生徒いたっけな?で終わるだけだよ?黒木君〙
「霧島あなた?そんな子いたけっな?」って、言ってた。
〘やっぱり!どう言い訳するかだな...。正直に全て話すとみんなが鷹岡たちのターゲットになるかもしれない。だとしたら、元3年E組だったってことを隠しつつけど、真実も少し混ぜればバレないよね?〙
え?どういうこと?
この言葉が指す意味は、あなたは、小坂中学校に通ってないってことだ。
あなた、不登校だったのか?!
ばか武!なわけないだろ!
あなたがまず、その学校に入学してないってことだよ!
小坂中学校以外のどこかの中学校に通っていた。
けど、俺達には、小坂中学校に通っていると言ったってことだ。
え?なんで?あなたちゃんは、なんで私たちに嘘を付いたの?!
うーん、惜しいな〜w
私は、小坂中学校にも、入学してたよ?
どういうことだ?!
学校は、1つしか通えないだろ?
普通は、そうだよね。
あなたは、普通じゃないって言うのか?!
うん!そうだね!
あなたは、何を隠しているの?
『なにを』っか〜w
じゃあさ、こうしない?
今から、みんな1人1つずつ、私がYESかNoで答えられる質問に答える。
それを元に明日の朝9時までに仮説を1つ以上考えて!
近いものがあれば、真実を教えてあげる。けど、無かったら、真実は教えられない。
これで、どう?乗る?
隠し事をしてると、身動きが取りにくくなるよ?
大丈夫だよ。
それに、明日正解出来なくても、近々真実を話すつもりだから、安心して
わかった。その話乗るよ。
いいよな?みんな?
う、うん/あっ、あぁ
〘黒木/君がこんなに積極的になるなんて...〙←黒木君以外
じゃあ、俺から!
あなたは、なんで俺らに嘘をついた?
はぁー、若武?私は、YESかNoで答えられるやつって言ったよね?
あっ...
若武...
じゃあ、今までのあなたの気持ちは本心のか?
というと?
最近ので言うと、『お泊まり勉強会?楽しそう!』とか。
それは、あなたの本心なのか?YESかNo
それは勿論、YESだよ!
他の人は?
この、質問って、明日とかに回すこと出来る?
なんで?
情報量が少なすぎる。だから、質問出来事も限られてくる。
わかった...
残りのみんなは明日に質問するでいい?
おう
う、うん
うん
そうするよ
じゃあ、私はスマホいじっとくか、勉強してるから。その時だったら、いつでも話しかけてもいいからねー。
寝てたら、寝かしてね!
わかった...
(。-ω-。)----------キリトリ線----------(。-ω-。)
えーっと、説明不足の所を説明します!(?)
黒木君があなたちゃんの言動がおかしいと思い始めた話は、この事件の話が好評だったら、もっと出そうと思ってるので、その時触れる予定です!
お詫びです。⤵︎ ︎
今回の『黒木君の勘』という話?ですが、切れるところが見つからなく、2000文字を超えてしまいました!
長くなって、すいません。
(ついでに言うと、昨日中に出す予定だった...)
私にとって嬉しいこと!⤵︎ ︎
この小説『暗殺者は知っている』を50人近くの方に読んでいただけました!
本当にありがとうございます!
そして、❤️が20個ま来ていて、すごく嬉しかったです!
ありがとうございます!
引き続き応援してくださると嬉しいです!
以上!作者からでした!
(。-ω-。)----------キリトリ線----------(。-ω-。)
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。