第12話

国家秘密?!
2,331
2020/08/17 06:57
〖あなたside〗
若武宅の書斎にて...
私は、黒木君・上杉君・翼によって、若武宅の書斎に連れてこられた。
(アーヤ達は、別室で勉強中)
霧島(なまえ)
霧島あなた
で、なんで私はここに連れてこられたの?
黒木貴和
黒木貴和
分かってるだろ?
さっき、あなたが言っていた、鷹岡っていう人物ば誰なんだ?
霧島(なまえ)
霧島あなた
〘黒木君たちに言っても、大丈夫なのだろうか?私が信用しているからといって、国家秘密である、殺せんせーのことや鷹岡のことを言っていいなんてあるわけがない...〙
しばらく、沈黙が続いた...
その沈黙を破ったのは、私のスマホの着信音だった...
プルル プルル
霧島(なまえ)
霧島あなた
あっ、ごめん。
私は、椅子から立ち上がり、部屋の隅に行った。
そして、電話に出た
霧島(なまえ)
霧島あなた
はい。霧島です。
???
すまんな。霧島くん。
霧島(なまえ)
霧島あなた
烏間先生!
どうされましたか?
烏間先生
烏間先生
茅野さんから聞いたのだが、君の仲間に君が元3年E組だということがバレでしまったらしいな...
霧島(なまえ)
霧島あなた
あっ、はい。
本当に申し訳ございません。
烏間先生
烏間先生
まぁ、それはいい。
謝らないといけないのは、こちらの方だ。
すまない。君の仲間については、調べさせてもらった。
霧島(なまえ)
霧島あなた
あっ、それはもちろん大丈夫なのですが...
烏間先生
烏間先生
若武和臣。この子の父親は世界で活躍している弁護士だ。
上杉和典。この子の両親は開業医。
黒木貴和。この子については、あまり情報が出て来なかった。
小塚和彦。この子の親はDNAや遺伝子配列などを調べる研究所を所有している。
美門翼。この子は、祖父がアメリカ人で祖母がフランス人という、クオーターでもない不思議な血筋な子だな。
七鬼忍。この子は、妖怪の血を引く一族の末裔。ITの天才で、人工知能の開発を手がけている。
立花彩。この子の親に関しては、特に有益な情報はなかった。

名前などは、合っているか?
霧島(なまえ)
霧島あなた
はい。あっています。
烏間先生
烏間先生
その子達も元3年E組の生徒と一緒に、私政府が逃がしてしまった犯人を捕まえてもらいたい。
無論、霧島くんの仲間たちがOKを出してくれればの話なんだがな。
そうすれば、君は仲間たちに嘘をつかなくて良くなるし、バレたことも問題にはならない。
そして、犯人を捕まえるのに人数は多い方がいいだろう。
霧島(なまえ)
霧島あなた
大丈夫なんですか?!
烏間先生
烏間先生
あぁ。霧島くんから確認しといてくれ。返事は、霧島くんを通しても構わない。
霧島(なまえ)
霧島あなた
わかりました!
確認します!
霧島(なまえ)
霧島あなた
〘よし!確認しよ!〙
私は、急いで電話を切った。
そして、元いた席に戻った。
美門翼
美門翼
今のは、誰からだったの?
霧島(なまえ)
霧島あなた
防衛省臨時特務部の烏間先生だよ!
上杉和典
上杉和典
先生ってことは、中学校の時の先生か?
霧島(なまえ)
霧島あなた
うん!
上杉和典
上杉和典
防衛省の人が先生だったとはな。
霧島(なまえ)
霧島あなた
アハハハ...
霧島(なまえ)
霧島あなた
私が今から出す条件をのんでくれたら、去年、椚ヶ丘中学校3年E組で何があったのかと、今、私たちが置かれている状況を教えてあげる。
その瞬間、書斎のドアが勢いよく開いた。
若武和臣
若武和臣
リーダーを置いて、そんな話をするなど、言語道断だ!
霧島(なまえ)
霧島あなた
ふぇっ!?
若武たち?!
勉強してるんじゃなかったの??
立花彩
立花彩
若武が...
どうやら、リーダーの自分を置いて、話を進められるのが気に食わなったらしい...
霧島(なまえ)
霧島あなた
まぁ、ちょうどいい。
若武たち、聞いてたんでしょ?
立花彩
立花彩
え?あっ、うん...
若武和臣
若武和臣
条件って、なんだ!
霧島(なまえ)
霧島あなた
それは...

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