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小説
恋愛
ツンデレな貴方
甘い夜の始まり
ダダダッ
待って…
私はタクヤに駆け寄り後ろから抱きしめる。タクヤの背中に顔を埋めるようにして。
ごめん。ごめんね。あの人は私の同僚で、いつも相談に乗ってもらってるの。だからと言ってあの人を恋愛感情で見てないし。これからも私の中でタクヤを超える人は居ない。本当にごめんね。そんな簡単に許してもらえると思ってない。タクヤが別れたかったら別れてもいい。だから…
別れたいわけないだろ。俺だってこれから先お前を超える人は居ないと思ってる。
本当?その言葉信じていいの?ずっとタクヤのそばにいていいの?
当たり前だろ。俺がお前を守る。だから別れたいとか言うな。
タクヤ好き。
俺も。好き。
タクヤは後ろを向いて私に軽いキスをした。
私はまた、顔を赤く染めた。
ねぇ、一緒にお風呂入ろ
う、うん///
お風呂でもたくさんキスを交わし、今日はいつもよりお風呂が華やかなものになった。ただのお風呂から泡のお風呂に。いつもなら二の腕ぐらいまでのお湯が少し溢れるくらいに。1人のお風呂が2人の肌と肌が触れ合う距離になるほど隙間のないほどに。
ちょっとのぼせちゃったかな?wその時間がいつまでも続けばいいのにって思うほど幸せな時間だった。
🌼🐰メロン🐰🌼
気づかなかったこの想い。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。