無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第94話

クズ
気に入った場所は徹夜しながらいくつか見つけた。そして、





あの部屋に向かった。
あなた
あなた
はぁ
普通に怖いシンプルに怖い。もしドアを開けたらあいつが首を絞めにきたらどうしよ、なんて自分をビビらせならがエレベーターを乗る。





誰かがいるだけでびっくりして、 脈が速くなる。





そして気づいたら、その人は自分のドアの前に寄りかかっている。





指先まで心臓の鼓動を強く感じる。
あなた
あなた
私の部屋に何か用ですか
え?w
ウケるあははははは
待って私のこと覚えてないの?爆笑なんだけど
あなた
あなた
は?
美沙
美沙
美沙だよ
美沙
美沙
誰かのせいで駿…
牢屋に入れられたんだけど
肩を指で押される。こんなんでビビっちゃだめ。
美沙
美沙
痛い!
その手を力強く掴んだ。
美沙
美沙
うわっは!バーカ
美沙
美沙
「ファンに手を出す暴力女」ってタイトルどう?
美沙
美沙
あの監視カメラ実はウチのなんだー笑
あなた
あなた
へーはははw
あなた
あなた
君も駿も本当にクズだね
美沙
美沙
クズ?自分のこと言ってんの
美沙
美沙
ウチの駿牢屋に閉じ込まれているんだよ!
美沙
美沙
お前のせいでさあ!!!
どいつもこいつも気が狂ってやがる。
てか美沙いつからここにいたの?





想像しただけで鳥肌が立つ。
美沙
美沙
離して
彼女はもう一つの手を上げて、私の胸を狙う。





その手に持っている物を見てしまった瞬間体は動かなくなって





私はそのまま目を瞑った。





今回こそ、死ぬんだ。




美沙
美沙
いっ…!
目を開けたら、その手は掴まれていて、
美沙は動けなくなっていた。




















エイジ
エイジ
あなた



エイジは私の手を引っ張り、私は彼の後ろに立たされた。
あなた
あなた
ちょっと
美沙
美沙
ははは お前また人の感情弄んでんの
美沙
美沙
だって結局音楽しかお前の目にないんでしょ
美沙
美沙
いい加減にしろよ!
エイジ
エイジ
こっちのセリフです。
エイジ
エイジ
携帯で殴ろうとしましたよね
あぁ、携帯だったんだ。
美沙
美沙
はぁ?格好付けて…
美沙
美沙
めんど。帰る
エイジ
エイジ
ダメです。警察署n
あなた
あなた
エイジ
あなた
あなた
もういいの
あぁ、疲れた
あなた
あなた
美沙
美沙
美沙
なによ
思いっきり襟を片手で掴んだ。

こんな事初めてやった。
美沙
美沙
あなた
あなた
もう二度と
あなた
あなた
私の前に現れるな
あなた
あなた
駿と同じようになりたくないなら
階段の降りる音が聞こえなくなった瞬間、私はエイジの手を離した。
エイジ
エイジ
なんで…
あなた
あなた
何してんの
あなた
あなた
何守ろうとしてるの
あなた
あなた
私がそんなに弱いと思ってるの
なんだよ、怖いくせに。
エイジ
エイジ
そんなんじゃないんだけど
あなた
あなた
いい。帰って。
あなた
あなた
ごめん
美沙が階段を降りている間私は、





エイジに気付かれないように、彼の服の裾を掴んでいた。





申し訳なくて、有り難くて、安心で、





元に戻りたくて、抱きしめたくて、顔が見たくて。





込み上がる熱意を、私は全て胸の奥へ、一番奥まで、閉まった。










まだダメ。
エイジ
エイジ
最低だね。 私



エイジ
エイジ
ごめん
顔を隠すようにエイジは下を向き、横に目をそらす。












頬にうつろな笑いをもらし、顎が震えていた。












そして、振り向いて、背中が小さく見えてきて、ボヤけてきて、












私は溜息をつき慌てて上をみる。











何謝ってるの。










君に謝れると









私が本当にクズに見えるから










マジでやめて。