高校三年生卒業して一年ぐらい経ったかな。
大学はただレベルアップした中学だから、繰り返す人生はもういいと強く親に訴えて、
親や周りに反対されつつも、学校は中学切り通ってない。
その分私はお家にこもって毎日歌を練習してた。
元々歌うのが好きで、毎日音楽室で練習する程頑張ってた。
文化祭で歌披露した以来、学校でもそこそこ有名になってて、
私向けのちっちゃいファンクラブとかも作られてた。
まぁ、色々あって(適当)、
Youtuberを始めたきっかけは何かと言うと、
卒業したからもう生で聞けないけど、まだ聞き続けたい!ってありがたい言葉を後輩から頂いたから
動画にして自分の好きな曲を勝手にカバーさせてもらってる。
卒業した後歌は本格的になり、今は曲のアレンジとか、オリジナルの歌まで自分が好きで作ったり投稿したりしてる。
まあまあそこそこ楽しい人生だと思ってた。
一年後にこうなるとは誰も想像してなかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。