無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第92話

全てが崩れた今日の夜
                           < エイジ side >
リクヲ
リクヲ
あれ えいちゃんだけ?
リクヲ
リクヲ
あなたは?
エイジ
エイジ
帰った
リクヲ
リクヲ
え どこに
エイジ
エイジ
多分だけど、由奈さんとこ
リクヲ
リクヲ
ああもう
リクヲは、後頭部を思いっきりかきながら、リビングに向かう
リクヲ
リクヲ
とりあえずあなたが作ってくれたお粥あるから
リクヲ
リクヲ
食べな
エイジ
エイジ
いい
リクヲ
リクヲ
もうお前らさ…
彼がその話を終わらせる前に、僕は自分の部屋のドアを閉めた。





リクヲまで僕に文句をついたら、感情的になると思ったから。
エイジ
エイジ
はぁ
布団に寝転んでも、





眠くなんかならない なるはずがない。
エイジ
エイジ
隠してる…
そんなつもりなかったのに。





(ピロリン)



< 3 由奈さん(あなたのマネージャー) =
後輩
後輩
はい、来ましたけど…元気がないですよ。なにかあったんですか?
エイジ
エイジ
僕が言うのもアレなんで話は彼女から聞いてください。
________________________

姿勢を変えて、





ドアを見つめる。





確か悠太の誕生日の時、君はこうやって寝てて、僕はそこから入ってきた。





僕はほろ酔いだけだった。
そらちぃ
そらちぃ
あなた〜!
そらの気持ちは、とっくに気づいてた。





知らない振りしてただけで。





だから僕は君の、 君達、の





邪魔になりたくなかった。





そらが本気に好きになった相手だから。
あなた
あなた
ベット代
エイジ
エイジ
いい
あなた
あなた
なに 飲み物
エイジ
エイジ
飲まない
僕は頑張った。





邪魔にならないように、距離を作って、冷たくして。





でも





いつからか、僕はおかしくなっていた。





冷たい態度する度に自分が痛くなって、それを受け止める君の顔を見れなくって。





手放すことは、僕の強みだったのに。





君との関係はなぜか、どうしても





捨てることができない。





メンバーと家族以外何もいらない、そう決めていたのに。
あなた
あなた
どいてくれる?
エイジ
エイジ
だるい
エイジ
エイジ
自分でどうにかして
なんで抱きしめた





「あなたが起きる前までいいじゃん」





「誰も知らないんだし、いいじゃん」





じゃあなんで抱き続けた





「」





僕は、彼らの関係を築く為に冷たくしているのに





なんで、起きるまで、起き上がるまで、抱き続けた。





「」
それは間違っている。わかっている。





じゃあ何が正解なの





曖昧だと甘えてしまうんだ、今までみたいに。





でもそれはいつだって許されない。





曖昧だと元々築けあげたもの全てが、必ず、





そらちぃ
そらちぃ
なんだよだからどっちなんだよ!
あなた
あなた
セフレ…に、見えるの。
じゃあ何が正解なの





わかりたくない。





気持ちに素直になったら、そらを失いそうで。





君との関係に名前をつけたら、今度は君を失う。





ほらね、予想内の結末だよ。
あなた
あなた
エイジのことが好きなの。
それは予想外だったけど。





エイジ
エイジ
編集しないと
カット、再生、カット、ズーム、字幕、イラスト。





時間をかけて作りあげた大切な動画は、





ディリートという選択肢はとっくに消えていた。




















最初から大切な物を作っていなかったら。