私は多分会えない期間でさらに先輩のことが
好きになっていっていたんだろう。
みなと先輩とのおでかけから
どう帰ってきたのかも覚えてない。
あれからどのぐらいぼーっとしているのかも。
気づけば家にいた。
《プルルルルルル》
あれからななみは行く!っと言って
すぐに駆けつけてきてくれた。
思えば最初はただのドSで変態な先輩って
思ってて…嫌だったのに
こんなに好きになってるなんて
本当にくやしい…結局先輩の言う通りだ…
先輩…ネックレスくれたときは
どんな気持ちだったんだろう
月曜日…分かるかな………。
翌日の日曜日は
ななみと一緒にゲームをしてお話しして
甘いものを食べに行って楽しく過ごした。
明日、スッキリすればいいな…。
━━━翌日、月曜日 学校。
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あー。何だったんだろうか……。
私が先輩を好きで
先輩とお出掛けをして…
また一緒に………。
ほ ん と な ん な ん だ ろ う。
わかんないよ……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。