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第6話

あなた

………無理

死柄木弔
死柄木弔
……なんで?お前にとって損な話じゃない
あなた

私はオールマイトが嫌い。だけど__

ーーーー
小さい時、私はヴィランに殺されかけたことがある。



手足を個性で縛られて、首元にナイフを向けられた。


これ以上ない恐ろしさだった。


その時、ヒーローが助けてくれた。


オールマイト……父だった。
確かにその背中は、平和の象徴を誇る温かさ、そして強さで………私はどうしてもあの光景が忘れられずにいる。
あなた

だけど__ヒーローになる。

死柄木弔
死柄木弔
………ふふ……っ
あなた

……?

死柄木弔
死柄木弔
あははっ……!!やはり聞いていた通りお前は面白いっ!!
急に笑い声を出して腹をかかえる。
あなた

っ……なに…?

死柄木弔
死柄木弔
ヒーローのNO.1が嫌いなのに……ヒーローを目指すのかァ……っははっ……面白い……
確かにその通りだ。
あなた

………これでもヒーロー志望なんで……今ここで貴方を見逃しては置けない。

私の個性は“ストック”


相手の個性を奪って使用する。そしてストックのように保管できる。

つまり私が奪った個性をそのまま私が使えるわけだ。


相手が個性を発動しないと私はその個性を奪えない。


一瞬の個性なら無理だ。


もっと鍛錬しないと扱えない。


今私に出来ること……、それは
あなた

………。

死柄木弔
死柄木弔
じゃあこうしようあなた。
死柄木弔
死柄木弔
お前が思うヒーローってなんだ?
………
あなた

ヒーローがいない世界。

死柄木弔
死柄木弔
それは?
あなた

もう私がヒーローの時は……、ヒーローが活躍しなくてもいい時代にしたい

二度と私みたいな恐怖を味わないために
死柄木弔
死柄木弔
っははっ……なるほど?それは不可能なんじゃないか?
あなた

は?

死柄木弔
死柄木弔
ヒーローが消えるならヴィランも消える……そうしたいんだろ?
あなた

……うん

死柄木弔
死柄木弔
なら今のヒーロー社会そのものをぶっ壊さないと行けないわけだ………
あなた

……

死柄木弔
死柄木弔
それに……俺らが死ぬわけが無い。
そう言うと、今度は首を掴む訳ではなく、壁に私を追いやり、足を片方壁に付ける。
あなた

っ………!!

死柄木弔
死柄木弔
やっぱり……お前ヴィランになろう。黒霧!!
あなた

っは?!

『お呼びですか?死柄木弔。』
死柄木弔
死柄木弔
こいつに例の“アレ”を。
『かしこまりました。』
あなた

っ最初からこのつもりで……!!

なんとか死柄木弔から離れると
死柄木弔
死柄木弔
俺らがみすみすいい獲物を逃がすわけが無い。
その瞬間、黒霧と呼ばれた奴から瓶が飛んできて、意識が無くなった。
ーーーー
あなた

っ……いた………、

あれから何時間たったのか。見慣れた部屋ではない、カフェのような所に厳重に縛られている。
死柄木弔
死柄木弔
おはようあなた。
人は死柄木弔と黒霧の2人、どうにかしてここを出ないと………、




あれ?なんで出る必要があるの?
死柄木弔
死柄木弔
ックク……効いてきたな?
あなた

は?

死柄木弔
死柄木弔
お前に打った薬は………お前の1番の感情を奪う薬……つまり、
死柄木弔
死柄木弔
“ヒーローになりたい”、その感情を無くした訳だ。
……うそだろ?
ーーーー
オールマイト
オールマイト
っあなた!!
家に帰ったら父さんが慌てた様子で肩を掴む。


その体は私の憧れから少し離れた痩せ細った体で……、


もう薬が効いてきたのかな。なんかどうでもいい気がする
あなた

父さん………。

オールマイト
オールマイト
帰ってきたら血と割れた瓶が転がってて……お前がいないから……っ……!!
あなた

……ごめん。

ただただ揺さぶられている。


別に本気で謝っている訳じゃないのに……、
オールマイト
オールマイト
何があった………?お前が自分でこんなことするはずがない……ヴィランか?!
一人で妄想を繰り広げないで。
あなた

大丈夫……っ!!警察にいってきた。

ニコリと笑みを浮かべれば、安心したように抱きしめられる。
オールマイト
オールマイト
良かった……本当に………
あなた

……うん、