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第1話

恋の終わりは愛の始まり~story1~
カンタside
トミー
トミー
ちょっと〜カンタ〜?
俺の名前を呼ぶ、相方の声が聞こえる
すかさず、俺が返事をする
カンタ
カンタ
なに〜?
トミー
トミー
ちょっとこっち来てくれない?
カンタ
カンタ
あぁ…うん
俺はトミーのいるリビングまで行き、扉を開けてゆっくり部屋に足を踏み入れた…リビングは少し重苦しい空気が立ち込めていて足を組みながらソファに座っている真剣な眼差しで俺を見つめているトミーの隣りに座った
カンタ
カンタ
何?どうしたの?
俺が問いかけるとトミーの重い口が徐々に開き始めた…
トミー
トミー
あのさ、俺…彼女出来たんだよね
予想だにしない言葉に頭が混乱しながらも、心の奥底でチクッと胸が痛む音がした…
カンタ
カンタ
え…へぇ〜そうなんだ
少し裏返った声でそう素っ気なく答えて、頭の中の混乱を必死に整理していた
トミー
トミー
うん、カンタには一番に伝えたかったから
"一番に伝えたい"…いつもなら嬉しいはずの言葉が鋭く冷たい氷のように俺の胸に突き刺さった……
俺は何も上手い言葉も出ないまま、ただ沈黙が続くリビングの中で拳を握りしめていた…
《ピンポーン》
二人の沈黙を破るようになった家の呼び鈴にいち早くトミーが反応して、家の玄関へ足早でかけていく
トミー
トミー
はーい
リビングに残されて、一人ソファにぐったりと頭を抱え込むように座り込んでいると玄関の方からトミーの声が聞こえる
トミー
トミー
カンターちょっと来て
カンタ
カンタ
え、今度は何?
またかよと思いながら、まだ整理が出来ておらず混乱している頭を起こして、ソファから立ち上がり重い足を玄関に運んでいった…
玄関へ辿り着いた俺の目に写ったのはふんわりとしたボブヘアーに華奢な体をした女の子だった
ひな
ひな
あ!カンタさんですよね?!私、ともくんの彼女のひなって言います!よろしくお願いします!
カンタ
カンタ
あ、トミーの彼女さんか…はじめましてカンタです。よろしくお願いします
まだ全然、頭の中の整理が出来ていないのに次々と色んな事が目の前で起こりすぎて、頭が痛い…ガンガンする…なんでこんなにイライラするんだ…
トミー
トミー
じゃあ、俺、ひなと出掛けてくるから
カンタ
カンタ
え、ちょっと待って!
何故か、行かしてはいけない気がした
全力で止めなければいけないと思った
今、簡単に家から送り出せばトミーが俺の側からいなくなるようで………
トミー
トミー
何?なんかあった?
カンタ
カンタ
あの…あれ!今日の動画撮らなきゃじゃん?
トミー
トミー
別に撮り溜めしたやつで良くね?
カンタ
カンタ
あ、でもさ!明日の動画について話したいことあったし!
話したいことなんてないのに、無理に理由をつけてこの場にとどめようとする
トミー
トミー
そんなの明日でいいじゃん?笑じゃあ、俺もう行くね
カンタ
カンタ
あ、ちょっ……トミー……
《バタン》
行ってしまった…なんで、俺、こんなにムキになってるんだろう…今まで恋愛をしたことないから、トミーに彼女が出来て、焦ってしまったのかもしれない
そう思い込むことにして、自分の部屋に戻り、編集を始めることにした

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りんた*
りんた*
りんた*と申します! NL&BLを主に投稿しようと思っています✌ ・ ・ 私の作品を読んでいただけた方に読んで良かったと思っていただけることを目標に作品を書けるように頑張りたいです💪 ・ ・ リクエストなどあればいつでも承りますのでよろしくお願いします🙇 趣味垢のインスタをしているのでもし、絡んでいただける方がいればお願いします インスタ👉m.kanta0404
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