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第11話

恋の終わりは愛の始まり~story6~
トミー
トミー
カンタァ…俺さ、ひなと別れたわ
カンタside
カンタ
カンタ
え?!なんで?!!振られたの?!
正直、驚いた…トミーとお似合いでずっとかなわないと思っていた相手だったのに…こんなにもあっさり別れるなんて何があったのか…
トミー
トミー
ちげーよ笑俺から言ったの
カンタ
カンタ
え、なんで…あんなにお似合いだったのに…
口ではそう言っているが困惑する気持ちと別に心の中で喜んでしまっている自分がいる…別れたからって付き合えるなんてあるはずないのに…
トミー
トミー
俺、ひなと付き合ったから自分の気持ち知れたんだよね
カンタ
カンタ
気持ち…?どういうこと…?
トミー
トミー
好きな人いたんだよ…ずっと前から…すげー大切に思ってたやつ…ひなと付き合ってからそいつが好きだったって気づく事が出来たんだよ、本当にひなには感謝している
その言葉を聞いた瞬間、鋭い氷のような冷たいものが俺の胸に突き刺さった…トミーが好きならもう"勝ち目はない"と…
トミー
トミー
カンタ、どした?
無言で下を向いている俺に心配したのかトミーは心配そうな顔で問いかけてきた
そんなトミーに俺は開いた口が止まらずに言葉を発していた
カンタ
カンタ
トミーの…好きな人ってだれ…?
気になって気になってどうしようもなかった…知りたかった…トミーがどんな人を好きになるのかと叶わない恋をしている俺には程遠い人なのかと…
トミー
トミー
言ってほしいの…?
カンタ
カンタ
うん…だれぇ…俺の知ってる人…?
トミー
トミー
うん、カンタとすごい関係してる人
関係という言葉を聞いて、ハウスの住人や今でも仲がいい友達…色んな人が頭の中をよぎった…
カンタ
カンタ
どんな人なの…?
トミー
トミー
ん〜…どんな人っていうか、そいつと出会ってなかったら今の俺はいないと思う…そのぐらい尊敬してるし、すごいやつだと思う
どんどん聞くのが苦しくなってきた…聞けば聞くほどトミーがどんだけその人の事を好きなのか伝わってきて…こんなに好きな人のことを優しく微笑み語るトミーを初めて見た…
カンタ
カンタ
あぁ…そーなんだ!笑トミーがそう言うならすごい素敵な人だなー!笑
すごく引きつる顔だけど頑張ってトミーに悟られないように笑顔を作ろうとする
すると、トミーの顔が一気に寂しげな雰囲気に変わった
トミー
トミー
いや、無理かな…そいつは多分俺のことをそういう目で見てないよ、友達として相性がいいって思ってる程度
すごく切なそうな瞳の奥はまるで、希望を失ってるようだった…それなら、俺が幸せにしてあげたい…そう思うけれど口には出せない
カンタ
カンタ
え…なんで告白したら叶うかもじゃん
トミー
トミー
うん、でも、絶対に叶わない恋だから…告白する気もないよ…
俺も絶対叶わない恋だから、せめてトミーだけは幸せになってほしい…俺はもういいからトミーの笑顔を隣で見たいと思っていた
カンタ
カンタ
トミーはどんだけその人のこと好き?叶わないなら、これからどーするつもり?
少しトミーが黙って考え込むようにしてから、再度口を開いた
トミー
トミー
世界一何よりも好き…///叶わなくてもいいんだよ…俺がそいつのそばにいれれば、俺がそいつのために何か出来ればそれだけで俺は十分すぎるよ…
少し赤みがかかった顔に芯のある瞳…本当にすごくかっこいい…なんでこんなことをサラッと言えるのだろうか……こんなトミーを友達としてしか見てない子を少し見てみたいと興味を持った
カンタ
カンタ
トミー…俺、その人に会ってみたい!
もし、トミーが幸せになれるきっかけが出来るなら、俺がトミーに対して何かしてあげられることがあるなら力になりたいと思った…
トミー
トミー
ブハッ!笑それは無理だわ!笑
カンタ
カンタ
え!なんでなんで?!!俺の知ってる人でしょ?!
なんであんなにトミーが笑ったのかもわからないまま、"トミーの友達"を気になった…そして、改めて自分の恋の苦しさに気づき、胸が締め付けられた

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りんた*
りんた*
りんた*と申します! NL&BLを主に投稿しようと思っています✌ ・ ・ 私の作品を読んでいただけた方に読んで良かったと思っていただけることを目標に作品を書けるように頑張りたいです💪 ・ ・ リクエストなどあればいつでも承りますのでよろしくお願いします🙇 趣味垢のインスタをしているのでもし、絡んでいただける方がいればお願いします インスタ👉m.kanta0404
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