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第9話

恋の終わりは愛の始まり~story5~
トミー
トミー
カンタ…顔真っ赤…笑
カンタside
トミー
トミー
カンタ入っていい?
カンタ
カンタ
だめ……グスッ
トミー
トミー
入るよ
強引に侵入してきた、トミーに背を向け、顔を見られないようにした
トミー
トミー
カンタ、最近どーした?なんか悩み事でもあるのか?誰にも言わねーから
優しく声をかけてくれるトミーだけど今はそんな優しさは逆に苦しくなる
カンタ
カンタ
なんでもない……
トミー
トミー
なんでもないときに泣くわけねーだろ?俺じゃ不満か?
不満なわけない…だけど、この感情をどうにも出来ない…伝えたところで結果は決まっているのだから…
カンタ
カンタ
本当に大丈夫だから…
トミー
トミー
カンタ…お前そうやって溜め込むから爆発するんだぞ?たまには、俺を頼れよ…?
そう言って、俺の顔を覗き込んでくる…こんな時でもやっぱり、トミーの顔は綺麗だなって思ってしまう…言わなくても知ってる…トミーの心配は"相方として"ということを…
カンタ
カンタ
全然大丈夫…だから、しばらく一人にしてくれ…
トミー
トミー
今のお前を一人に出来るかよ
低く重い声のトミーの声に少し呼吸が落ち着く…しかし、俺はトミーの言葉一つひとつが勘違いして捉えてしまう…トミーは真剣に心配してくれているのに俺は自分のことしか考えてない…
カンタ
カンタ
も…もう…嫌だ…
トミーに対して叶わない感情、素直になれない自分にもう何もかも嫌になって、つい口に出してしまった…心の中で考えた言葉は俺の口から言葉となって出ていった
トミー
トミー
ごめん、そんな嫌だったのか…お節介だったな……すまん
今までに見た事ないような寂しそうな悲しそうな笑顔をして、トミーが俺の部屋を出ようとした
カンタ
カンタ
待っ……!!
一人になりたかったはずなのに、気づけばトミーの服の裾を掴んでいた…その瞬間、トミーは振り向き、俺を強く強く抱きしめた
カンタ
カンタ
とみぃ……?
俺は心細い声で力強く抱きしめてくる男の名前を呼ぶとトミーはゆっくりと深い溜め息を吐いたあとに
トミー
トミー
お前さぁ…なんなの?
怒ってしまったのかもしれないと思いながらも、もっと抱きしめてほしいと考えてしまっている自分がいる…そして俺は、この男に答えるかのように控えめに腕を背中にまわした
カンタ
カンタ
とみぃ…ごめんね…嫌っていうのはトミーのことじゃなくて…えっと……
今なら、言えるかもしれない…そう思うがどうしても唇が動かないのは俺自身が臆病だからだ…たった二文字なのにその言葉が出ずに、飲み込んでしまう…
トミー
トミー
俺さ、カンタに嫌われたかと思ったじゃん…俺、お前に嫌われたら生きていけないから…笑
少し前にも言われたことがある…"お前に嫌われなければ生きていける"って…今ではその言葉が違う意味として考えてしまう…俺が求めている答えなのかと期待してしまう…
呆然としている俺に微笑みながら、そう言ったトミーはわしゃわしゃと俺の髪をかき分けるように頭を撫でた
カンタ
カンタ
ちょっ…トミー髪ボサボサになったじゃん笑
トミー
トミー
ごめんごめん笑
険悪な雰囲気から一変、和やかな雰囲気になったがその直後、お互いが口を閉じてしまった…すると、沈黙を破るようにトミーが口を開いた
トミー
トミー
カンタァ…俺さ、ひなと別れたわ

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りんた*
りんた*
りんた*と申します! NL&BLを主に投稿しようと思っています✌ ・ ・ 私の作品を読んでいただけた方に読んで良かったと思っていただけることを目標に作品を書けるように頑張りたいです💪 ・ ・ リクエストなどあればいつでも承りますのでよろしくお願いします🙇 趣味垢のインスタをしているのでもし、絡んでいただける方がいればお願いします インスタ👉m.kanta0404
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