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第2話

恋の終わりは愛の始まり~story1~
カンタには隠し事なんかしたくないという思いからその時が来た時に言うつもりだった…いざ、言う時にはこんなに緊張するのかと考えながらも思い沈黙を破った
トミーside
トミー
トミー
ちょっと〜カンタ〜?
リビングから自分の相方の名前を呼ぶ
すると、間もなく少し抜けたような返事が返ってくる
カンタ
カンタ
なに〜?
トミー
トミー
ちょっとこっち来てくれない?
カンタ
カンタ
あぁ…うん
廊下を裸足で歩くペタペタという足音がどんどん近くなってきて、ガラッと扉が開けられカンタが入ってきた…沈黙のリビングは少し入りづらいのか重たそうな足で歩きながら、戸惑いながらも遠慮がちに俺の隣にカンタはちょこんと座った
カンタ
カンタ
何?どうしたの?
トミー
トミー
あのさ、俺…彼女出来たんだよね
予想だにしない言葉だったのか、カンタは口をポカンと開けて、間抜けな顔をしている
カンタ
カンタ
え…へぇ〜そうなんだ
少し裏返りながらもイマイチパッとしない素っ気ない反応に少し心の中でイラッとした気がした
トミー
トミー
うん、カンタには一番に伝えたかったから
"一番に伝えたい"…わざとカンタに試すような言い方をして、自分の心の奥底で抱いているモヤモヤとした名前の知らない感情に気づかないフリをした…
《ピンポーン》
二人の沈黙を破るようになった家の呼び鈴に反射的に返事をして、玄関へと足早に向かおうと立ち上がる
トミー
トミー
はーい
足早に向かった玄関を開けるとそこには見覚えのあるボブヘアーの姿…丁度良かったともう一度相方の名前を呼ぶ
トミー
トミー
カンターちょっと来て
カンタ
カンタ
え、今度は何?
少し面倒くさいという声色でリビングから聞こえる声を聞き流すように玄関へと来るカンタを待つ
玄関へ辿り着いたカンタは人見知りな性格の事もあるせいか少し戸惑った様子であたふたしている…
そんなカンタに女の子は一礼してから挨拶をする
ひな
ひな
あ!カンタさんですよね?!私、ともくんの彼女のひなって言います!よろしくお願いします!
カンタ
カンタ
あ、トミーの彼女さんか…はじめましてカンタです。よろしくお願いします
そう言うとひなのお辞儀合わせるようにカンタも一礼して、顔を上げたと思えば頭をくしゃくしゃとかき分けながら、頭の整理が追いつけていない様子のカンタに追い打ちをかけるように…
トミー
トミー
じゃあ、俺、ひなと出掛けてくるから
カンタ
カンタ
え、ちょっと待って
少し驚いた…俺がいつも何処か出掛けるという時は気だるげな声で興味の無さそうに送り出すくせに…今日もそうだと思い、出掛けようとした瞬間に引き止められて少し驚いた
トミー
トミー
何?なんかあった?
カンタ
カンタ
あの…あれ!今日の動画撮らなきゃじゃん?
トミー
トミー
別に撮り溜めしたやつで良くね?
カンタ
カンタ
あ、でもさ!明日の動画について話したいことあったし!
やけに食い下がるカンタに今日はどうしたのかと思いながらもカンタに苦笑い向けながら、ドアノブを握る
トミー
トミー
そんなの明日でいいじゃん?笑じゃあ、俺もう行くね
カンタ
カンタ
あっ、ちょっ……トミー……
《バタン》
ひな
ひな
ともくん、カンタさんの事放っといて良かったの?
下から心配そうな顔で俺の顔を覗き込むようにしてきたひなにニカッと笑顔で返しながら…
トミー
トミー
大丈夫大丈夫、帰ったら話し合うから
ひな
ひな
そう?わかった
まだ少し納得していないような表情のひなと隣で俺の心の中のモヤモヤした感情を密かに考えながら足を進め、歩いていった…

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りんた*
りんた*
りんた*と申します! NL&BLを主に投稿しようと思っています✌ ・ ・ 私の作品を読んでいただけた方に読んで良かったと思っていただけることを目標に作品を書けるように頑張りたいです💪 ・ ・ リクエストなどあればいつでも承りますのでよろしくお願いします🙇 趣味垢のインスタをしているのでもし、絡んでいただける方がいればお願いします インスタ👉m.kanta0404
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