無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第12話

恋の終わりは愛の始まり~story6~
トミーside
トミー
トミー
カンタァ…俺さ、ひなと別れたわ
そう言った瞬間、わかりやすくカンタは目をまんまるにしている
カンタ
カンタ
え?!なんで?!!振られたの?!
トミー
トミー
ちげーよ笑俺から言ったの
カンタ
カンタ
え、なんで…あんなにお似合いだったのに…
ムッとした思いと共に、改めて俺はカンタにそういう目で見られてないというのを自覚した…"お似合い"という言葉が胸に刺さる…
トミー
トミー
俺、ひなと付き合ったから自分の気持ち知れたんだよね
カンタ
カンタ
気持ち…?どういうこと…?
トミー
トミー
好きなやついたんだよ…ずっと前から…すげー大切に思ってたやつ…ひなと付き合ってからそいつが好きだったって気づく事が出来たんだよ、本当にひなには感謝している
本人に本人のこと言って、どーするんだってお前が好きだよってちゃんと言わないと駄目だって思ってるのに…言葉が喉に詰まって口から出てこなくて…やるせない気持ちが拳となり、ギュッと力を込めて握りしめる
トミー
トミー
カンタ、どした?
無言になり、下を向いたカンタが心配になり、覗き込んでみるとカンタは俺に真っ直ぐな瞳で問いかけてきた
カンタ
カンタ
トミーの…好きな人ってだれ…?
上目遣いで無邪気に問いかけてくる…その姿までも愛おしいと思ってしまう
だから、俺はわざとらしく意地悪な聞き方でカンタに問い返す
トミー
トミー
言ってほしいの…?
カンタ
カンタ
うん…だれぇ…俺の知ってる人…?
トミー
トミー
うん、カンタにすごい関係してる人
そりゃ、関係してるよ…だって、お前なんだから…なのに、真剣に誰か考えてる鈍感なカンタも可愛い…
カンタ
カンタ
どんな人なの…?
トミー
トミー
ん〜…どんな人っていうか、そいつと出会ってなかったら今の俺はいないと思う…そのぐらい尊敬してるし、すごいやつだと思う
どんどん恥ずかしくなってきた…いくら鈍感なカンタっていったって、本人の前で本人の事を真剣に語るのは恥ずすぎる……
カンタ
カンタ
あぁ…そうなんだ!笑トミーがそう言うならすごい素敵な人なんだなー!笑
少しほんの一瞬だけどカンタの笑顔が切なそうな表情に見えた気がした…
トミー
トミー
うん、でも、絶対に叶わない恋だから…告白する気もないよ…
カンタ
カンタ
え…なんで告白したら叶うかもじゃん
じゃあ、言ってやろーかなんて心の中でカンタにツッコミを入れる
トミー
トミー
いや、無理かな…そいつは多分俺のことをそういう目で見てないよ、友達として相性がいいって思っている程度
虚しくなってくる…こんなに難しく辛い恋をしてるのは世界中に俺だけだろと考えながら一点を見つめ、もう一度視線をカンタに戻すとカンタは少し寂しそうな表情をしながら俺に問いかけてきた
カンタ
カンタ
トミーはどんだけその人のこと好き?叶わないなら、これからどーするつもり?
本当に無神経すぎて、殴りたくなる笑
でも、カンタはカンタなりに俺を応援してくれようとしてくれてるんだよな…お前の優しさが時々苦しくて、俺の胸に突き刺さる…
トミー
トミー
世界一何よりも好き…///叶わなくてもいいんだよ…俺がそいつのそばにいれれば、俺がそいつのために何か出来ればそれだけで俺は十分すぎるよ…
真剣に聞いているカンタを見て、改めて、世界一何よりも好き…お前のために何か出来るなら十分すぎると…これからも相方として側にいて、ずっとお前の事を守ってやると心の中で自分に誓った
カンタ
カンタ
トミー…俺、その人に会ってみたい!
意外すぎる言葉にお前だよと一人ツッコミを入れながら…面白くなって、つい久しぶりに我慢できなくなって笑ってしまった
トミー
トミー
ブハッ!笑それは無理だわ!笑
カンタ
カンタ
え!なんでなんで?!!俺の知ってる人でしょ?!
飼い主を見失った子犬みたいにオロオロしているカンタを愛しく思い、俺は幸せにならなくていいから、カンタが幸せになるよう隣で一生見守るともう一度誓った

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

りんた*
りんた*
りんた*と申します! NL&BLを主に投稿しようと思っています✌ ・ ・ 私の作品を読んでいただけた方に読んで良かったと思っていただけることを目標に作品を書けるように頑張りたいです💪 ・ ・ リクエストなどあればいつでも承りますのでよろしくお願いします🙇 趣味垢のインスタをしているのでもし、絡んでいただける方がいればお願いします インスタ👉m.kanta0404
恋愛の作品もっと見る
公式作品もっと見る