ユンギ「.....は、?」
「私は、ユンギがいいの.....」
私は1度ユンギから離れ、目と目を合わせ話した
「高校生のユンギ........王子様みたいだった」
今でも覚えてる
「誰にでも優しくて、笑った顔は素敵で、ほんとに、本当に.....かっこよくて....」
ユンギ「.....」
ユンギ「"高校生の俺".....はな」
「ッ.....」
「.....私をいじめたこと、そんなに罪が重い?」
ユンギ「当たり前だろ....」
と、ユンギは目線を逸らし、また辛そうな顔をする
「.....」
もう、限界.....
ユンギ「....あなた、しつこいんだよ.....もういいだろ」
「.....バカ」
ユンギ「........は?」
私はつま先で立ち背伸びをし
グイッとユンギと距離を縮め
ユンギ「ッ!!?」
彼の唇を奪った
覚えてる?.....修学旅行の夜、あなたは私の初キスを奪った
今度は私からあなたに
仕返しだよㅎㅎ
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。