あなた「はぁ…やっちゃった」


明日起きたら出ていこう

やっぱり私には出来っこなかった
「きょうだい」なんて…



あなた「そういえば私、あんなにきょうだいに憧れてたのに…」



“何でそう思わなくなったんだっけ？”＿



















🥛ﾊﾞﾘﾝｯ


👩「掃除しろって言ったでしょ？疲れてるんだから少しは気を遣いなさい！」

あなた「ごめんなさい、お母さん…」







あなた「お父さん、おかえりなさい。ご飯作ってみたんだけど…」

🧑「他人の作った料理は食べる気がしない」





















あなた「ああ、そっか…」



わかっちゃったんだ
救いあげてくれる人は、笑いかけてくれる人は“私にはいないんだ”って＿


















🐦ﾁｭﾝﾁｭﾝ


あなた「ん…朝…？」

……あれ？
なに、この香り…焦げ臭い


あなた「……っ！」


うそ、昨日なんか火止め忘れた？
何でこういう時に限って…！





  







🚪ｶﾞﾁｬ


🐇「あっ…やべ！」

🐯「…黙れ、こっちはこんな朝に起きて頭痛いんだよ」

🐇「でもあなたちゃん来ちゃったよ！」

🐯「落ち着けって」



…え？
2人ともキッチンで何してるの？このこげくさい原因は2人なの？
部屋も綺麗に片付いてる…



あなた「…どういうこと？」

🐇「ごめんね、朝メシ作ってるんだけど少しこだわりすぎちゃってさ〜ねっヒョン」

🐯「…俺は何も焦がしてない」←


いや誤魔化し方…(  ˙-˙  )


🐇「それおかしすぎでしょ」

🐯「は？」

🐇「もうちょい良い誤魔化し方あるから！」




“もしも”…“もしも私に『きょうだい』がいたら”＿






🐯「こんなもんだろ」

🐇「よしっ出来た！あなたちゃん！」






きっとこんな兄弟がいい＿















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