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第26話

第22話
作者
作者
今回は莉犬くん視点です!
では!どうぞ!
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あなた
あなた
悲しくて辛くてあなたの元へ
私が行こうとしていた時に
あなたの言葉が聞こえた気がした
あなたの綺麗でよく伸びる声が
スタジオ中に響く

まだちぇぷりに入ったばかりなのに
あなたは凄いよなぁ…
天性のものでもあるけど、努力もしてて、


なんて事を考えているとあなたが
ターンをしてこちらへ向かってくる

それを俺が、止めるようにあなたの腕をとって
そっと抱きしめる
えぃの長い髪の毛がふわりと揺れて
シャンプーの香りがする
莉犬
莉犬
(…って!何考えてるんだ俺!)
すると、腕の中のあなたの全身の力が
ふっと抜けるのを感じた

その途端、あなたの全体重が俺にかかる
莉犬
莉犬
わっ!!
思わず膝をついてしまう

あなたは俺の膝の上で苦しそうに
息をしていた
るぅと
るぅと
あなた!!!
見ていたるぅとくんが駆け寄る
莉犬
莉犬
ど…どうしよう、るぅとくん
動揺した俺は声を震わせながら
るぅとくんにそう言った
るぅと
るぅと
莉犬、少しだけあなたの
体を持ち上げてくれますか?
莉犬
莉犬
え、あ、うん
言われた通りに体を持ち上げる
るぅと
るぅと
…ぅいしょっと
俺が体を持ち上げて出来た空間に
るぅとくんは腕を入れてあなたを
抱き上げた

ぐったりした様子のあなたは
抱き上げられた事で
るぅとくんの胸に頭をコテっと当ててる










なんだか、その2人に胸がざわついた
莉犬
莉犬
るぅとくん、変わるよ
動揺していたはずなのに、
何故だかそんな言葉が口から出た
るぅと
るぅと
…莉犬とあなた、あまり身長が変わらないので持つの大変ですよ
前を歩きながらるぅとくんがそう言った





確かに……
あなたは163cmって言ってたよな
俺と2cmしか変わらない、

一方、るぅとくんは172cm
9cm差もある








俺では出来ない事がどうも悔しかった
るぅと
るぅと
すぐ近くに、総合病院あるので
救急行きましょう
莉犬
莉犬
…うん
それから、俺達はあなたを連れて
病院へ
スタッフ
あなたさんですが、
生まれつき腎臓が少し弱いみたいで
そこに加えて過労もあって
倒れてしまったみたいですね

3日間は安静をとって入院しましょう
あなたの脈は安定したみたいで、
まだ意識はないけど少し安心した
るぅと
るぅと
ありがとうございます
莉犬
莉犬
ありがとうございます
るぅとくんと俺が頭を下げると
医者は部屋を出ていった
莉犬
莉犬
るぅとくん、俺…
実は用事あってすぐに行かなきゃいけないんだ
だから、あなたの傍についててくれない?
るぅと
るぅと
もちろんだよ、
あぁ、また2人だけになっちゃう




なんて事が脳裏をよぎる
莉犬
莉犬
…ありがとう、それじゃあ
少し心にモヤモヤを残したまま

俺は病室を後にした
病院を出ようとし、マネージャーに
電話をかけようとした時
莉犬
莉犬
わっ!俺、携帯忘れた…
ズボンのポケットに入れていたはずの
携帯が無いことに気づく

どうやら、あなたの病室に
置き忘れてしまったようだ

大慌てで病室に向かう
ドアを開けようとした時、
るぅと
るぅと
あなた!大丈夫ですか?
あなた
あなた
…るぅ、とくん
あなたはちょうど目を覚ましたようだった
るぅと
るぅと
あなた、生まれつき腎臓が悪いんですか?
あなた
あなた
あぁ、ちょっとだけね…でも命に関わる程じゃないの、ホントだよ?
弱々しい声であなたはそう言う
るぅと
るぅと
あなたは頑張りすぎだよ!!
こんな、倒れるまで…
あなた
あなた
ごめ、んなさい…
もう本番が近いのにこんな事になって…りーぬくんは?
るぅと
るぅと
用事があったみたいで、さっき帰ったよ
あなた
あなた
そっか、、
悪い事…しちゃったなぁ、
そんな事ないよ、
今は自分の心配しててよ、

そんな思いが頭の中でパンパンになる



こんな盗み聞きしてるんじゃなくて、
ドアを開ければいいのに

何故だか手に力が入らなかった
るぅと
るぅと
…今はあなたは、自分の心配をしてて下さい
あなた
あなた
もしかして、るぅとくんが病院まで連れてってくれたの?
るぅと
るぅと
え?そうだけど…
あなた
あなた
ありがとうね、るぅとくん
ふふっ、と微笑むあなたの声が聞こえた

その直後、ガシャン!と椅子が倒れる音が聞こえる
あなた
あなた
るぅとくん…どうしたの
急に……
るぅと
るぅと
…心配しましたっ
るぅとくんの鼻をすする様な声が聞こえる
あなた
あなた
ごめんね、るぅとくん、
今度はもう心配かけないからね
あぁ、きっと今、
るぅとくんはあなたを抱き締めているんだろうな


ダンスのフリでもない、

るぅとくんの意思で抱き締めているんだ












そのまま、病院飛び出した


あれ、あれ…あれ………あれ、












俺が、今まで俺があなたにとっての…
莉犬
莉犬
1番だったはずなのに…なぁ……