第9話
第8話
今日はちぇぷりとすとぷりの皆さんと
合同顔合わせだそうで…!
すごく緊張してます
私達はあるスタジオに到着し
個室まで誘導された
すごいなぁ、すとぷりの域まで達すると個室まで用意されるのか…
ドアから少し顔をのぞかせ、人がいるか確認する
頭の中で、さっきスタッフの人が教えてくれたルートを言い続ける
実は方向音痴なのだ
それでも奇跡は起きて
トイレまで行く事に成功
一方、その頃莉犬は…
あなたをさっき案内した部屋の扉を開けるも、あなたがいない
意味もなく一旦廊下に出て
たまたま近くを通ったスタッフさんが教えてくれた
あなたの居場所が分かったから、もう一度部屋に戻った
その頃、あなたは…
まずい
まずい
まずい
まずい
トイレに着けたまでは調子よかったのに…
トイレの入口付近でウロウロしてる私を不審に思ったのだろうか、後ろから誰かが声を掛けてきた
相手の男の子はうーん…と考えている
同い歳…くらいかな?
男の子は私の隣に立ち歩き始める
あれ、でもこの男の子、
なんか似てるような…
男の子を見てから、ふいに前を見ると
莉犬くんが向こうからブンブンと
手を振りながらこちらに走ってくる
私も手を振り返す
男の子に頭を下げると
よく分からないことを言われ
思わず頭を上げて首を傾げる
一緒にいた相手がまさか、
あのるぅとくんだなんて!
というか私…迷子の時に
るぅとくんに会っちゃうなんて