無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第73話

番外編15
あなた
あなた
今日は皆、本当に本当にありがとう!
まさかまた舞台に立てる日が来るとは思ってなかったから凄く嬉しかった!
ライブ終了後、辺りは真っ暗になっている時間帯

外に出た俺たちにあなたは頭を下げた
ななもり
ななもり
あなたちゃんお疲れ様!こっちこそ来てくれてありがとう!
たい
たい
また来てねあなたちゃん
ジェル
ジェル
そーだよ、あなたちゃん来たらリスナーさん喜ぶし…
さとみ
さとみ
あなたを利益目的で出演させんな
軽くジェルくんの頭を叩くさとみくん
一斉に皆が笑い始める
らら
らら
それじゃ私は近くのホテル泊まるんで!お疲れ様でした!
ピュレ
ピュレ
うんー、じゃね!
ゆら
ゆら
またねあなたちゃん
わこ
わこ
次は打ち上げで
ころん
ころん
あなたじゃあな!
3人は近くのホテルに向かい
ころちゃんとわこちゃんも終電を逃すと言って
早々に帰ってしまった
???
ジェルー、急に呼び出してどうしたの…って
突如後ろから女の子の声が聞こえて
慌てて振り返った

そこには長い髪の毛をハーフアップにまとめた
可愛らしい女の子が立っていた
???
あ、ごめんなさい!
女の子は慌てて頭を下げてその場から
離れようとする
ジェル
ジェル
俺いるよ?遠井さん
莉犬
莉犬
遠井さん…って
どこかで聞いた事があるような…?
ななもり
ななもり
あ、皆!遠井さんはすとぷりとかちぇぷりの事を知ってる数少ない人なんだ!
少し動揺した空気をなーくんが断ち切る
遠井さん
遠井さん
はじめまして!あかねって言います…決して遠井、じゃないんで!
ジェル
ジェル
でも俺、皆に遠井さん遠井さん言ってるよ
遠井さん
遠井さん
は!?もうアンタ本当に最低!
ジェル
ジェル
ごめんて、遠井さん~!!





あ、そういえば遠井さんって
ジェルくんと高校が同じ子だったよな…?

昔からジェルくんてイケメンだし天然タラシだし
優しいから女の子からよくモテるんだよね

でも、遠井さんにだけは意地悪な事も言うし
他の女の子には言わないような冗談も言う
ジェル
ジェル
この前、同じクラスの遠井さんって子が──
俺は当時、てっきり凄く仲の良い友達なのかと
思っていたんだけど、ジェルくんが遠井さんの
名前を口に出す時の目が優しいから分かったんだ




遠井さんを好きってこと
たい
たい
あなたが遠井さんね!はじめまして!
さとみ
さとみ
今後もジェルをよろしくな遠井さん
遠井さん
遠井さん
あ、はい…ってジェルのせいで遠井さんで定着しちゃってる!
頬を膨らませてジェルくんの腕を
バンバン叩く遠井さんと、何だか嬉しそうに
ニコニコ笑うジェルくん

結構痛そうな音してるけど…
ジェル
ジェル
じゃ、俺たちも帰ります!皆お疲れ!!
遠井さん
遠井さん
お騒がせしちゃってすみません!少し話せて嬉しかったです!今日は皆さんお疲れ様でした!
遠井さんは礼儀正しく頭を下げてから
ジェルくんを気にせず足を早める
ジェル
ジェル
え!?待ってよ遠井さん!!
それをジェルくんが追い掛ける



ジェルくんの瞳は、あの時の、

恋をしてる俺と同じで熱がこもっていた


さとみ
さとみ
俺たちは車で帰るから
たい
たい
皆今日はゆっくり休んでね!
あなたちゃんバイバイ!
さとみくんとたいちゃんも手を振りながら
近くの駐車場まで歩き出す
るぅと
るぅと
僕達も帰ります
あなた
あなた
なーくん本当に呼んでくれてありがとう!
りーぬくんも一緒に歌えて楽しかったよ!
みりぃ、次のライブも頑張るのよ
じゃあねー!と元気よく手を振るあなたは
それを優しく見るるぅとくんと一緒に
暗闇の中に消えていった
ななもり
ななもり
俺はスタッフさんと話あるから2人帰りな!
こんな時間だというのに、まだなーくんは
仕事があるみたいだ
莉犬
莉犬
なーくんお疲れ様!
じゃあみりぃ、帰るか!
みりぃ
みりぃ
うん、帰りましょう!
なーくん夜遅くまで本当にお疲れ様です!
明日はゆっくり休んで下さい!
なーくんに軽く頭を下げてから
美里と俺はタクシー乗り場に向かった