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第25話

第21話
いよいよライブまで2週間を切り、
色々な打ち合わせや歌の練習も重ねてきた

今日も莉犬くんとダンスの練習をしに
某スタジオに集まった

集合は12:30なのだが、私は8:00から
スタジオに来て練習をしている
あなた
あなた
さすがに通しすぎた…
水飲まなきゃ…
そんな独り言をボソリと呟き
ペットボトルを持つ

現在11:20
莉犬くんは家を出てるかな?
莉犬
莉犬
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン\( •̀ω•́ )/
勢いよく開いたそのドアの向こうには
莉犬くんがいた

驚きで口が思わず空いてしまったが
莉犬くんも同じ顔をしていて
莉犬
莉犬
へぁ!あなた早くない!?
パタパタと足音を立てながらこちらに駆け寄る
あなた
あなた
8:00には来てて練習してたの
莉犬
莉犬
は、はや〜!
さすがだなぁ、と莉犬くん
莉犬
莉犬
あ、実はスペシャルなゲスト来てるんだよ!
あなた
あなた
ゲスト??
るぅと
るぅと
ゲストって笑
あなた
あなた
あ!るぅとくん!
るぅとくんの登場で笑みがこぼれる
るぅと
るぅと
ちょっと見学しに来たってのと
作曲のアイディアを探しに来たんです!
邪魔しないように見とくね
あなた
あなた
こっちこそありがとうだよ!
アドバイスとかくれたら嬉しいな!
2人で話していると莉犬くんは
ぷっと頬をふくらませる
莉犬
莉犬
なんかあなたとるぅとくん
仲良くない!?
るぅと
るぅと
仲良しだよ、ねぇ?
あなた
あなた
うんうん!ねぇー!
ふふふ、と2人で笑いあってると
莉犬
莉犬
俺だけ仲間外れじゃん!
いーーれーーてーー!!
と、私とるぅとくんの間に割って入ってきた
あなた
あなた
いいでしょう
りーぬくんも仲良し組だね!
るぅと
るぅと
えぇ、僕はあなたちゃんと2人がよかった
莉犬
莉犬
ちょ!るぅとくーん!?
ふざけ合ってる2人を見てクスクス
笑っていた時、視界が少し歪んで立ちくらみがした
莉犬
莉犬
あなた、大丈夫?
あなた
あなた
あ…ごめんなさい、ふらついちゃって!
莉犬
莉犬
そかそか
るぅと
るぅと
あ!そういえばダンス見せてよ!
莉犬
莉犬
えー!俺踊れないのに!?
あなた
あなた
りーぬくん踊れてるよ、自信もって!
莉犬
莉犬
まぁ、あなたに言われたら安心だけど…
渋々といった様子で莉犬くんは伸びをする
あなた
あなた
じゃありーぬくん
はじめよっか
莉犬
莉犬
おっけーい!
私はスマホで生命線を流す
莉犬
莉犬
僕は先日死にました
不慮の事故で命落としました
そんな僕の話をわずかばかり聞いてはくれないかい?

素敵な人と孤独を残し
身体から抜け出した僕だけど
なぜだかまだ生きているみたいに
一歩後ろで見守る

君からは見えない僕がいて
僕からは見える君が違和感で
そんな時昔二人で行った
占い師のセリフが ふと頭をよぎる

あなたたち二人は末長く
お幸せになると言われてさ
元々占いは信じない方
だったから別に良いんだけど

命を落とせば感情が
湧き出てこないと言われてきたのに
君の泣き顔を見ていたら
無いはずの心臓が強く痛んだ
1番は莉犬くんが歌うパート

事故で亡くなってしまった彼の気持ち


こんなに踊ってるのに声がぶれないのは
本当に凄いと思う
あなた
あなた
彼は先日死にました
私一人置いて旅立ちました
もし本当に神様がいるなら
なんで彼なんですか?

イヤだな何だか疲れてきた
何にも手につかない日々だよ
こんな生活じゃ彼は怒るかな
あぁそっかもういない

私から見えない君は何処?
君からは私が見えてるのかな?
一緒にいた時よりもあなたが
大切な気がして
また涙が落ちた

こんな事がまさか起きるなんて
思ってなかったけど気づいた
今更だなとか思うけどこれだけ
あなたの事が大好きで

まだまだ二人でやりたいことが
いっぱいあったのに悔しいな
むしろ喧嘩だって足りない
もう何もできないと空に叫んだ
2番は私が歌うパート

彼を亡くした彼女の心情


歌も踊りも、丁寧に…丁寧に…

疲れてるからか、視界がゆかんで
自分が何処にいるか分からなくなる
あなた
あなた
悲しくて辛くてあなたの元へ
私が行こうとしていた時に
あなたの言葉が聞こえた気がした
ここで、彼を追って逝こうとする
彼女の私がターンをしながら莉犬くんの
元へ行く

そこを莉犬くんがわたしの腕をとって
死ぬのを止めるように抱きとめる


きっとライブだとここ盛り上がるんだろうなぁ


視界は莉犬くんのTシャツの白でいっぱいになってる



でも…あれ、瞼が重くて、体に力が入らないな…