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第34話

特別編〜さとみくん視点〜
これは某大企業で働く
男女の物語──





これはまだ俺が歌い手・実況者
活動1年目の事、

まだ研修中だった俺だが
そこそこ仕事も出来て先輩からも
目をかけられていた

だが、それは俺だけではなかった
先輩
たいちゃん仕事早いよね!
こりゃあエリートコースまっしぐらだわ〜w
たい
たい
先輩が色々教えて下さったお陰ですよー!ありがとうございます!
憎たらしいくらい爽やかな笑みを
浮かべているアイツは同期のたい


俺もたいも、短大を出ている
卒業してすぐにここに入ったのだが

まぁ、いわゆるライバルってやつだ
たい
たい
あれ、さとみさん…その仕事手伝おっか??
いつの間にか先輩との話も終わっていた
らしく、ニコニコとこちらにやって来た

…うざい
さとみ
さとみ
俺、さっき仕事貰ったばかりなんだよね!たいさんこそ、持ち場に戻ったらどうかな?
こちらもニコニコしながら返す

たいは上げた口角をひくつかせて
たい
たい
…えぇ、そうね戻るとするわ
と言うと俺に背を向けた


今のは勝ったな


お昼になり、俺は会社内のカフェに向かおうとした

が、視界にコソコソと屋上に向かう
アイツの姿を捉えた
さとみ
さとみ
何してんだ…?
妙に気になりこっそりと後を追う

屋上のドアを慎重に開けると
たい
たい
…探しにいくんだ セツナトリップ 
飛べない わけない 
まだ内緒のハートに Dive!

脇目も振らず 出たとこ勝負!
手痛い 停滞 撤退はしない

生き急げ 全開少女
寝ても 覚めても 
その刹那 飼い馴らせ

そろそろどうも 限界症状
即効性の Trip に夢中
アイツが歌を口ずさんでいるのを
耳にして俺は驚愕した



歌を歌ってるから驚いたんじゃなくて
さとみ
さとみ
たい…って、あの、たい?
思わず声を出すと
何かを隠すようにたいが振り返る
たい
たい
き!聞いてた!?
さとみ
さとみ
おい、あの歌い手のたい…だよな?
たい
たい
…ぁあ!もう!これは言い逃れ出来ないじゃない!
いつも隙のないコイツの…

弱みを握ったー!
たい
たい
どうせ、弱み握ったとか思ってんでしょ?
さとみ
さとみ
そりゃ…ネットで活動してる奴の身バレなんてもってのほかだもんな…
意地の悪い笑みをアイツに向ける

まぁ、別に何もしないけど
たまに缶コーヒー奢らせるくらいさせようかな
たい
たい
ふっ…あははは!!
何故かたいは、吹き出すように
手を叩いて笑い始める
たい
たい
さとみくん馬鹿だよねぇ…!
さとみ
さとみ
は?
たい
たい
“彗星の如く現れた大注目新人歌い手兼実況者”だったっけ?
…それは、この前のネットニュースの題名!
たい
たい
私随分前から知ってるのよ…もし私の事バラしたら私だって言うからね!?
ま、負けた……



それから俺達の研修期間は終わり
それぞれ部に移動させられた
たい
たい
初めまして!
企画部に配属になりました!
たいと申します!
慣れない事も沢山あると思いますが、よろしくお願い致します!
さとみ
さとみ
初めまして
同じく企画部に配属のさとみです
新人ながらも頑張りますのでよろしくお願い致します
よりによって


何でコイツと同じ部署なんだー!?
たい
たい
ちょっと、声に出てるっつーの
さとみ
さとみ
あ、ごめんごめんw
たい
たい
まぁ、同じ部署になったからには協力し合って…
そうしてたいは、
今までに見せた事のない

希望に満ち溢れた様に瞳を輝かせていた
たい
たい
お互いを高め合える“ライバル”になりましょ??
口角をにっと上げたまま
手を差し伸べてきた
さとみ
さとみ
…そうだな
じゃ、改めてよろしくな!
























































こうして最強のライバルが出来た

後にコンビを組む事になるのは
また違う時にでも話そう