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第45話

第39話
美里がちぇぷりに入って1年が経った現在

私はまだあの日の約束を守れずにいる
あなた
あなた
(本当は今度のちぇぷりすとぷり合同イベント行きたかったんだけど…落選しちゃったんだよなぁ)
私はスマホに表示された落選の
字を見てため息をついた




私は久しぶりの休日で外に出ている

ウィンドウショッピングを楽しんでいる時
あなた
あなた
(あ、このお店…)
一軒の店を見るなり私は店内に思わず入った

その店は…


莉犬くんと初めて会って話した、あの店だった
スタッフ
ご注文は?
あなた
あなた
ミルクティーと…スコーン1つで
スタッフ
かしこまりました
あの日と同じ、外がよく見える窓側の席で
私は懐かしさで少し笑みが浮かんできた

そんな時
???
…あなた?
後ろから、昔ずっと聞いていた声が聞こえて

一度自分の耳を疑ったけど
でもそれは確信に変わって迷わず後ろを振り返った
あなた
あなた
…りーぬくん
莉犬
莉犬
あなただよね…俺、間違ってないよね?
莉犬くんは私の前まで来て
確かめるように私の頬に手を当てた
あなた
あなた
うん…間違ってない
会いたかったよ…会いたかったっ
莉犬
莉犬
あなた…
それから、私は莉犬くんと会えなかった
7年分を、沢山沢山話した



あっという間に夜になってしまい──
莉犬
莉犬
でも、あなたは変わんないよね
あなた
あなた
ええ!それ喜んでいいのかな?
莉犬
莉犬
うん!昔から変わらず可愛い!
あなた
あなた
あはは、ありがとね!

そういう莉犬くんはすっかり身長も伸びちゃったよね!
あの時は私と変わらなかったのに
今は見上げなければ莉犬くんの目を
見れない事が凄く新鮮だった
莉犬
莉犬
そーだよ!俺の成長期は大学だったから!
えっへん!と莉犬くんは自分の腰に
手を当てて私を自慢げに見下ろす
あなた
あなた
あぁ!私の事バカにしてるな~!?
あはは、と昔から変わらない
笑顔を莉犬くんは浮かべた
莉犬
莉犬
…ねぇ、あなたは、いつ皆に会いに来てくれるの?
あなた
あなた
…実は、次のイベント行こうと思ったんだけど落選しちゃって
苦笑いのまま莉犬くんに言った
あなた
あなた
次は、来年かなぁ
莉犬
莉犬
…俺さ、実はチケット1枚持ってるんだ
そう言うと莉犬くんはカバンから
1枚の紙を私の手に握らせた
莉犬
莉犬
あなたが良ければ、来てくれないかな!
あなた
あなた
…いいの?私が貰っちゃって
莉犬
莉犬
あなたに貰って欲しいんだ
だから、絶対来てよね!

…それで、るぅとくんに気持ち伝えておいでね
あなた
あなた
え?
今、なんて…
莉犬
莉犬
え!まさか!あなた、俺が気付いてないと思ってたの!?
あなた
あなた
そりゃ、思ってたよ…!
莉犬
莉犬
あなたとずっと一緒にいたんだよ?あなたが、るぅとくん好きな事くらいずっと知ってたんだから、今も昔も…ね?
昔はまだしも、今も好きだと分かってたなんて…

恥ずかしさのあまり顔が熱くなってくる
莉犬
莉犬
沢山、るぅとくんと話しておいで
あなた
あなた
…りーぬくん
いつだって、この人は私を

勇気づけてくれて、元気にしてくれて…
あなた
あなた
ありがとう!
彼に、精一杯の感謝を伝えた





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俺は、あなたと別れてから夜の街を歩いた
莉犬
莉犬
…これで、終わったんだよなぁ
思い返すと、あなたの顔が次々と出てくる


笑った顔、泣きそうな顔、困った顔、
心配そうに見つめる顔…



最初は妹みたいで、目が離せない存在で

でも、それがいつの間にか変わってた
莉犬
莉犬
好きだったん、だけどなぁ
俺が幸せにしたいって思ってた、

あなたがいなくなる日まで




だけど大切なものが無くなった時に気付いた


あなたが幸せならなんだっていい
あなたが幸せなら、それが俺じゃなくてもいい
莉犬
莉犬
あれ…なんでだろ…
綺麗な星空を見上げると涙が溢れてきて

視界がぼやけてしまう


あなたと、色んな事したなぁ



生放送、一緒にゲームしたり

イベントで歌って、踊って

よくご飯も一緒に食べて、勉強教わって──




どんな時でも俺には、あなたが1番だった

でも、今日は気持ちに区切りをつけられてよかった







これで、終わりにしよう



次に会える時に、心から君の幸せを願えるように
莉犬
莉犬
…愛してたよ
涙とともに、心からの声が零れた