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第13話

第11話
作者
作者
今回はるぅとくん視点です!
では、どうぞ!
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るぅと
るぅと
僕は認めません
莉犬
莉犬
え、何言ってんのるぅとくん!
莉犬が焦るようにそう言った


僕は、莉犬が連れて来る子はもっと凄い子だと思ってた

だから僕も、完璧な女の子を連れて来た


なのに…
るぅと
るぅと
(こんな冴えない芋っぽい、いかにもドジそうな女の子…莉犬はどうしてこの子がよかったの?)
僕のほうがあの子よりも
ずっといいのに


今までずっと一緒にいても、
見せないような笑顔をあの子に見せてた
るぅと
るぅと
なーくん、これって全員が認めないとメンバーとして承諾しないんですよね?
ななもり
ななもり
まぁ、そうだけど…
なーくんは困ったように眉を下げていた
ジェル
ジェル
それはあんまりやないのるぅと?
さすがにあなたちゃん可哀想やろ
いつも優しいジェルくんも
少し怒ったような声色で
でも曲げられない

もしこの子を入れて
すとぷりや…ましてやちぇぷりの
皆の人気が落ちてしまったら

どうするの?まだ無名の子だよ?

この子1人のせいにするのは酷だけど
あなた
あなた
いや、いいんです!
莉犬
莉犬
でも、あなた!
あなた
あなた
皆さんに不信感を与えてしまってる時点でちぇぷり失格です
でも、それは歌を聴いてもらってからでもいいですか…?
さとみ
さとみ
お、いいじゃん
ころん
ころん
オーディション的な!ね!?
あなた
あなた
もし私の歌を聴いてもらって
皆さんがダメだと思われたら
私は入りません…
るぅと
るぅと
…わかりました、聴きましょう
この子の歌がどれくらいのものか…
あなた
あなた
りーぬくん、何歌おう…
莉犬
莉犬
んー…実は俺さ、あなたの心做し、好きなんだよね
てか、ホントは結構前からあなたの事知ってたんだよね
あなた
あなた
そ、それは今言うことじゃ…!
あとですんごい喜ばせてください
その前に認めてもらわなきゃ
莉犬
莉犬
あなたなら大丈夫だよ!
僕達に背を向けて、2人は話し合ってる
あなたちゃんは、息を吸って振り返る
あなた
あなた
じゃあ…心做し歌います!
ちぇぷり
ちぇぷり
がんばれあなたちゃん!
緊迫して張り詰めた空気が部屋に流れている
あなたちゃんが歌い出す瞬間
つぶっていた瞳を開ける

さっきまでのオロオロして緊張して
恥ずかしそうにしていた瞳とは違う…

それはあなたちゃんの世界観に
僕達が入っているようだった
あなた
あなた
やめてよ やめてよ 
優しくしないでよ

どうしても僕には理解ができないよ

痛いよ 痛いよ、言葉で教えてよ
こんなの知らないよ 独りにしないで


酷いよ 酷いよ、もういっそ僕の体を
壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ

叫んで 藻掻いて 瞼を腫らしても
まだ君は僕の事を抱きしめて離さない
もういいよ


ねぇ、もしも僕に心があるなら
どうやってそれを見つければいいの?

少し微笑んで君が言う
「それはね、ここにあるよ」
ロングトーンとビブラートが綺麗に伸びる

この子…ただ歌ってるんじゃない

その歌1つ1つに感情移入してるんだ

だからこんなに心に響く
スっと落ちていく



あぁ、莉犬

やっぱり莉犬は凄いね

いつも僕の先を行く
ゆら
ゆら
私なんかよりもずっと凄いよ
たい
たい
もう歳かなぁ…涙出てきちゃったよ〜!
らら
らら
あなたちゃん凄いです!
ピュレ
ピュレ
やっばーい新人ちゃん登場じゃないの!??
わこ
わこ
歌声が綺麗だった…莉犬くんとも合いそうね
あなた
あなた
え、そんな…!
ちぇぷりの皆があなたちゃんを
囲んではしゃいでいる

もう、さっきの雰囲気もなく
いつもの穏やかなあなたちゃんだった
ななもり
ななもり
ホントに無名?あなたちゃん、
ジェル
ジェル
俺鳥肌なんやけど…
ころん
ころん
ちょっと、てか超びっくりしたよね
一方、すとぷりは驚きを隠せず、
といった感じだった
莉犬
莉犬
さすがでしょ!俺!!
莉犬がドーン!と胸を張りドヤる
ころん
ころん
お前じゃねえよ!
あなたがすごいんだよ!笑
さとみ
さとみ
あなたは、これから伸びるぞ
ジェル
ジェル
ま、これはさすがに…
るぅとの負けだよな????
ジェルくんがニヤニヤしながら
僕を見る

ジェルくんにそう言われると
なんというか…
ジェル
ジェル
いっっって!!!!!!?
ジェルくんの足を蹴った
さとみ
さとみ
すぐ暴力振るうんだから笑
ジェル
ジェル
なんで!?なんで俺!???
るぅと
るぅと
あなたちゃん
僕はあなたちゃんの前に立った
あなた
あなた
ダメ…でしたかね
るぅと
るぅと
…僕こそすみませんでした
あなたちゃん、言っちゃあれだけど初めて聴きましたして実力が分からずで
あなた
あなた
当たり前です!そんなの!
るぅと
るぅと
ちぇぷりに入ってもらえますか?
あなた
あなた
…!!!それじゃあ!
莉犬
莉犬
やったよ!あなたー!!!
莉犬があなたに飛びつく

2人とももう仲良いんだね笑
僕は2人に背を向けると
あなた
あなた
あ、の!るぅとさん
るぅと
るぅと
?何ですか?
あなたちゃんに呼ばれて振り返る
あなた
あなた
ちゃんと、私の歌を聴いて判断して下さってありがとうございます
まだまだですが、頑張るので!
そう言うと控えめに笑った
まるで

花が咲いたように
るぅと
るぅと
…僕、トイレ行ってきますね
すぐに部屋を出た
だって、胸の、心臓の辺りが

ギュッとして苦しかったから






































結局よく分からない痛みがずっと続いた