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第60話

番外編4
あなたとるぅとくんのお家来てから
だいたい3時間程経って

皆お酒が回っている中ゲームをしていた
ジェル
ジェル
赤甲羅ころんにやるよ!!
ころん
ころん
ちょ、ジェルやめろやめろ…
やめろおおおおおおおおおおお!!
わこ
わこ
あ、1位
ピュレ
ピュレ
いぇーい!ころんくん抜かした!
テンション高いなぁ…

なんて思いながら俺は椅子に座りながら
リビングでゲームしてる皆を見ていた
あなた
あなた
あ、りーぬくん
キッチンから戻ってきたあなたが俺を呼んだ
莉犬
莉犬
ん?どうしたの、あなた
あなた
あなた
ちょっといいかな
手招きをしたあなたは防音室に行った
俺もあなたに着いて行って部屋に入る
あなた
あなた
ねぇ、美里ってどんな感じかな
莉犬
莉犬
え?みりぃ?
美里は…
莉犬
莉犬
いつも明るくて元気で、何にでも挑戦してて…たまに俺よりも歳下だと思えないくらい大人な時とかもある、かな
それをふむふむ、と聞いていたあなたは
あなた
あなた
そっか…
と言ってから少し笑った
あなた
あなた
あの子ね、本当は泣き虫なの
莉犬
莉犬
…え!?みりぃが!??
どんな事でもポジティブに考えられて
どんな試練が来ても正面から立ち向かえる美里が?
あなた
あなた
うん

親が亡くなるまではね
その言葉に、あなたから笑顔が消えた
あなた
あなた
美里は、不安な事とか怖い事とかがあると必ず泣いてたんだけど、親が亡くなってからは全然泣かなくなっちゃって…
多分あの子なりに、私に気をつかってくれてたと思うの

それからは、いつも笑顔で
耐えられないような事も「大丈夫!」って言ってた
そうしてあなたは長い髪を耳にかけた
あなた
あなた
代わりに、1人で沢山泣く事が多くなった

私も何回か見た事はあるけど、どうしてあげればいいか分からなかった


美里があんなにも笑顔で、怖気付かないのは

1人で沢山泣いてるからなの





でもね、1人って寂しい事は私が誰よりも知ってるから
だからりーぬくんにも、美里を見てあげて欲しいの
あなたは頭を下げた
あなた
あなた
お願いします…!
莉犬
莉犬
もちろんだよあなた

だから、顔を上げて?
俺がそう言うと渋々といった様子で
あなたは顔を上げた
莉犬
莉犬
でもみりぃは、俺に弱いとこ見せてくれるかな
あなた
あなた
…私じゃ、美里は見せてくれないの

だったらりーぬくんだと思うんだ
それにね、とあなたはようやく笑みを浮かべた
あなた
あなた
美里はりーぬくんのこと、大好きなんだから!
莉犬
莉犬
うん…
自然と、俺まで笑顔になって
莉犬
莉犬
俺も、みりぃが大好きで!大切な相棒だよ!
だからこそみりぃの事沢山知りたいし、弱いところは支えてあげたい!
あなたはほっとしたように胸に手を当てた

その顔は、妹を思うお姉ちゃんそのもので





暖かい顔だった
あなた
あなた
…ありがとりーぬくん
防音室を出る時、あなたはきっと
俺には聞こえないように言った言葉が
しっかりと耳に届いたのは秘密にしておこう