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第9話

レッテル



嫌がらせはだんだん酷くなり



正直私も疲れてきた。



ってゆーよりも相手にするのが面倒くさくなってきた








北くんが話しかけてくるのは当たり前だったけど









宮侑
宮侑
ほんまにあなたちゃんが喋ったんか?
角名倫太郎
角名倫太郎
ホントだって。あなたさん喋りましたよね?この前。




……。



ほんま嫌や……





この前なんで喋ってもうたん…

北信介
北信介
夢木さんは喋られへんよ
角名倫太郎
角名倫太郎
え?ホントですか?


北くんナイスや!








_____キーンコーンカーンコーン



北信介
北信介
チャイム鳴ったで。はよ教室戻りや





そしてナイスチャイム!!





角名倫太郎
角名倫太郎
あっ、タオル……
 


小声が聞こえた



……せやったわ、、流石に返さなあかん……






放課後急いで見つけて返そう。
うん、そうしよ。






そう思っとったのに









昼休みいつも通り空き教室でご飯を食べ
クラスへ戻ると




ボロボロになったカバン、教科書、タオル



幸い北くんは教室にいない。





「うっわぁw汚ーい!」

「可哀想や〜wアハハッw」




笑い事やない。


このタオル角名くんに借りてた物や。





申し訳ない気持ちで、フツフツと怒りが湧き上がる







______バンッッ





「なっ…なんやっ!」

「言いたい事あんのやったら言えば?」






私は無意識で台パンしていた。

文句言ってやりたい。
もういっそ喋れば…なんて思うけど




(なまえ)
あなた
……ッ




怖くて声が出ない。



相手が怖いわけじゃない。


ただ、私の声を否定されたら



私の全てを否定される様な気がする。













荷物を持ち、教室から出ていくと







北信介
北信介
荷物なんか持ってどこ行くん。





タイミング良いんだが悪いんだかほんま分からん










でも、北くんが関わると更にややこしくなる。





聞こえない振りして北くんの真横を通り過ぎ…





______パシッ







(なまえ)
あなた
(えっっ?!)



ちょっっ、掴まれたんやけどッ




待って待って、離してや!!


手を振りほどこうとしても全然敵わん…
北信介
北信介
聞こえとるやろ。どこ行くんや?
まだ授業あるんやぞ



知ってます!そんなん誰だって分かるやろ!





てか、やめてやっ、ここ廊下やで……



人の目線むっちゃ痛い…






北信介
北信介
ちょ、そのカバンどないしたん?




ボロボロになったカバンを見て、少し力が緩んだ



その隙にッ
北信介
北信介
なっ!!!待ちやっ!!!!






流石にこれから授業。


真面目な北くんは追いかけてこないだろう。



















帰って歌おう……




みんなが待ってる。






(なまえ)
あなた
私を受け入れてくれる場所へ









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