第579話

No.574 ※性描写あり
18,891
2021/07/21 13:09
あなた
な、なに?
轟焦凍
お前がつけてくれ







は?







あなた
え、いや、わかんないよ。そんなの
轟焦凍
俺が教えてやるから
あなた
で、も...
轟焦凍
なあ、お願い
あなた
...わ、わかった







渋々承諾すると、弟は嬉しそうに微笑んだ。





それから私の腕を引っ張って起き上がらせ、お互いに全裸の状態で向かい合う。





...恥ずかしすぎて無理。







轟焦凍
こっちが表だ。で、ここを摘んで...そう、そのまま下ろせばいい
あなた
...







弟は丁寧に説明しながら、私に自分の性器にゴムを付けさせる。





今までにないくらいの恥ずかしさで、私は真っ赤になる。





個性が使えないということがなければ、絶対に身体中から炎が噴き出していることだろう。





てか、こんな大きいのが自分の中に入るとか...。





その光景を想像してしまい、私はさらに顔を赤くする。







轟焦凍
顔、真っ赤だな
あなた
っ、
轟焦凍
すげぇ可愛い
あなた
ひあ...っ







耳元で甘く囁かれ、思わず声が漏れる。





なんとか付け終わったあと、弟はすぐに私を再度押し倒す。





それから一度、私の額にキスを落とした。







轟焦凍
足、広げてくれ
あなた
やぁ...っ、
轟焦凍
いい子







気がつけば、無意識に従っていた。





弟はそう言って、私の頭を撫でてくる。







轟焦凍
すげぇ濡れてんな...。なあ、舐めていいか?
あなた
な、舐め...っ!?
轟焦凍
いいよな。舐めるぞ







かと思えば、突然そんなことを言い出した。





驚いて頬を紅潮させる私になど構わず、弟はそう言って、私の秘部に舌を伸ばして舐め始めた。







あなた
ひゃ、っ、ぅああ...っ!







べろべろと舐められる感覚に、身体が震える。





こ、こんなとこ舐めて、なんのメリットがあるのよ...。





そんなことを考えながら、襲ってくる快感に耐え続ける。





気持ちいいと考えてしまう自分に、嫌気がさす。





弟は私の秘部を舐めたり、時々吸ってきたりしてを繰り返してくる。





その度に気持ちよくて声が漏れるから、恥ずかしくてたまらない。







あなた
も、無理...っ、しょ、と、っ
轟焦凍
ん...なら、いっこいいか?
あなた
な、に...?







そう言うと、弟は舐めるのをやめて顔を上げる。





それからぐっ、と顔を近づけてきて、口を開いた。







轟焦凍
俺のも、舐めてくれ







その言葉を聞いて、私は目を見開いた。

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