第576話

No.571 ※性描写あり
24,373
2021/07/19 14:41
轟焦凍
ん...っ、む、
あなた
ふぅ、ん...んんっ、む







ちゅ、ちゅ、とリップ音を響かせながら、弟は啄むようなキスを何度も繰り返してくる。





弟は私を安心させるためか、キスをしながら頭を撫でてくれる。







轟焦凍
...あなた。口、開けろ
あなた
ふぁ...んん、っ







そう言われて口を開ければ、待ってましたとばかりに入ってくる熱い舌。





お互いの舌が絡む度にくちゅくちゅと卑猥な水音が響き、頭に霧がかかったようになる。







あなた
ん、ぁ...しょ、と...
轟焦凍
んぅ、っ...は







深いキスを繰り返しながら、弟は私の制服に手をかけた。





そのまましゅる、とネクタイを解かれ、シャツのボタンをプチプチと外し始める。





それからあっという間に制服を脱がせられたかと思うと、今度は下着に手をかけてきた。





思わず身体がびくりと跳ねる。







轟焦凍
恐いか...?
あなた
んぅ...こ、恐く、ないから







乱れた呼吸を整えながらそう言って、私は弟の首の後ろに腕を回す。





弟は私のブラのホックをぱちん、と外し、躊躇いなく脱がせる。







あなた
あ、あんたは、脱がないの...?
轟焦凍
脱ぐ







上半身は下着も全部脱がされて裸の状態の私。





熱っぽい視線に耐えきれなくなってそう言えば、弟は自分が着ている制服を脱ぎ始める。





シャツを脱いでから、腹筋など鍛え上げられた肉体があらわになり、私は思わず目をそらした。







轟焦凍
綺麗だ、あなた
あなた
!ぇ、あ...







急に言われたことに驚いて顔を向ければ、弟が私を見て優しい表情で微笑んでいた。





どう反応すればいいのかわからなくて、ただただ恥ずかしくて思わず顔を赤くする。







轟焦凍
ここ、触っていいか?
あなた
う、ん...







そう言うと、弟は私の胸に手を伸ばし、そっ、と触れる。





かと思えば、そのままやわやわと胸を揉んできた。







あなた
ひゃ、んん...っ







びくん、と身体が跳ねると同時に、自分のものとは思えない程高い声が出る。





慌てて声を抑えようと、口元を手で隠す。





が、







轟焦凍
声、抑えんな。ちゃんと聞きてえ







そう言われ、簡単に手を退かされた。





弟はしばらく右手で私の胸を揉んでいたかと思うと、今度はぺろ、と舐め始める。







轟焦凍
ここ、勃ってるぞ
あなた
んゃあ、っ、んあ







きゅ、と突起を指で摘まれて声を漏らせば、弟は不敵に笑った。

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