第273話

No.273
10,409
2020/12/22 06:09
通形ミリオ
遠距離はこれだけ。あとは近接主体ばかりだよね
切島鋭児郎
なにしたのかさっぱりわかんねぇ!
麗日お茶子
すり抜けるだけでも強いのに、ワープとか...
尾白猿尾
それってもう、無敵じゃないですか...!
通形ミリオ
よせやい!








すり抜け、ワープ...。





少し違うけど例として、弟の半冷半燃のように、2つの個性を持っているわけでもないだろう。





きっと個性はすり抜けるものだけだ。





ワープしているかのように見えるのは、そのすり抜ける速度が速いから、ということになるのかな。







緑谷出久
なにかカラクリがあると思うよ。すり抜けの応用でワープしてるのか、ワープの応用ですり抜けてるのか、どっちにしろ直接攻撃されるわけだから、カウンター狙いでいけばこっちも触れられる時があるはず!なにしてるかわかんないならわかってる範囲で仮説をたててとにかく勝ち筋を狙っていこう!
切島鋭児郎
おお、サンキュー!謹慎明けの緑谷すげぇいい!








それを聞いた通形先輩は、再び走り出す。







通形ミリオ
だったら探ってみなよ!








そう言ってから、通形先輩は沈んだ。





今のを見る限り、ワープじゃなくてすり抜けの方が正解、ってことになるかな。





通形先輩はすぐに緑谷くんの後ろを取る。





が、緑谷くんはそれを予測していたのか、すぐさま振り返って足を振りあげた。





すごい。





あの一瞬で判断できるなんて。





足が通形先輩に当たる、と思っていたが、緑谷くんの蹴りは通形先輩をすり抜ける。







通形ミリオ
必殺!ブラインドタッチ目潰し!








緑谷くんは咄嗟に目を瞑ったが、それが大きな隙となった。





そんな隙を、通形先輩が見逃すはずはない。





あっという間に緑谷くんに腹パンを食らわせた。







通形ミリオ
ほとんどがそうやってカウンターを画策するよね!ならば当然そいつを狩る訓練、するさ!
飯田天哉
緑谷くん!








倒れた緑谷くんに声をかけた飯田くんも、通形先輩の腹パンを食らう。





そこからはあっという間に、残りのみんなが一気にダウン。





各自お腹を押さえて倒れ込んでいた。





この人、加減してるのかな...?









***









通形ミリオ
ギリギリチ○チ○見えないよう務めたけど、すみませんね女性陣!とまあ、こんな感じなんだよね








個性が強いのは確かだけれど、いろいろアウトなのは直した方がいいと思うんだよね。

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