フロントの人から貰ったのは

同じ部屋の鍵2つ。








もう1つの部屋……

今更逃げることなんてできない












言うなら言ってくれればいいのに。





確かに嬉しいけど

テヒョンに払おうかって聞いても









断られるし…




私だってお金持ってるよ！

    









テヒョンが




私のこと好きって気持ちがヒシヒシ伝わってきて







『意識してよ？ㅎ』





って言ってるみたい。

私が本当に




恋して






両想いになって






過ごしていい相手なのだろうか…？





















……私って優柔不断だなㅎㅎ

ビビりで逃げてばっかで








何でこんな私を好きになってくれたんだろう？

部屋は

2つのベッドと 

テレビに

大きな机。








…高そうだな。感はあるけど

中身は予想通り。
















それより

窓からの景色は







街がキラキラ光ってて









空には星が見えて











びっくりするくらい綺麗だった。

普通の人だったら言ったら絶対歯痒くなる

あまい言葉。












なのにテヒョンはあっけらかんと言った。

はははって笑うテヒョンは







少し照れていた。











確かに綺麗だな…。










絶対恥ずかしくて言えないけど


心の中でそう思った。