朝…なのかな?
この世界はずっと薄暗いから今何時なのか分かりにくい。時計がなければ時間なんてわからない。
坂田「あなたちゃん!おはよう!あ、起きとったんか~」
あなた「坂田さん、おはようございます。」
坂田「名前覚えてくれたんや~嬉しいわぁ!あ、朝ごはんもう少しで出来るって伝えに来てたんやった。」
あなた「あ、じゃあ行きますか」
坂田さんはよほど朝食が楽しみなのか早歩きで私の手を掴みながら進む。
リビングらしきところにつくとすでに何人か集まっていた。
あなた「あ、えっとおはようございます…!!」
私がおはようございますというとおはよ~っていう言葉が帰ってきて少し安心する。
たまたま志麻さんと目が合ったがすぐ逸らした。
志麻さん苦手…センラさんもだけどnqrseさんluzさんもちょっと…
だって初対面でいきなり血吸われてまずっだの辛っだの言って首絞めてくるんだよ
そりゃ苦手になりますよ。
センラさんは私の事嫌いみたいだし。
nqrseさんは何考えてるかわからないし、
luzさんはなんか近寄っちゃダメって言う気がするから。
浦田「あ、そういえばここの調理担当センラだから。手伝ってきたら?」
え、
まじですか
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。