バタンという音がなって檻が開く。
あなた「あい…た…」
「なっ!!はっ?」
次はどこに行けばいいんだろう。
仮面を被った人達がいた場所の近くにある机を見てみると紙があった。
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ここから左のドアへ行き、
右端の部屋へ来い。
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次の部屋に行こうとするとクラスメイトに呼び止められた
「お願いヒント教えて。私まだ生きたいの!!」
あなた「で?」
「は?」
あなた「ヒントなんてそこに書かれてんじゃん。」
そう言って出て行く。
冷たいって思った?
だってあの人私のこと無視したもん。
そんな人いらないよ別に。
つぎの部屋に入るとまた仮面を付けた人がいた。
目が青いのかな?ぎらりと光らせて
???「へぇ…結構すぐ来るもんなんだな。」
といった。
仮面付けてるし声は変声機使ってるみたいだから表情は読み取れないし声色は変わらないけどちょっと驚いてる気がした。
っていうかさっきのパーカーだけの人いない。
なんでだろ。
まぁお礼だけ伝えておこう。
あなた「あの、さっきのパーカーだけの人にありがとうございましたって伝えておいてください。」
???「は?どういうことだ?」
あ、バレたらダメなやつかなやっぱり。
あなた「やっぱりなんでもないです…」
そう言って部屋の隅っこの壁側に言ってうずくまった。
まだ人は来ない。
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???side
???(お前なんか言ったのか?)
???(え!?あ、いやそのべっつにー?)
???(言え。)
???(あの子と目が合ったので口パクで漢字と計算ってヒントを言いました…)
???(はあ!?なんでなん!?)
???(な、何となく…あの子からは不思議な感じがしたので…)
???(さっきから何やってんねんw仮面付けんの忘れてたりw)
???(な、慣れてなかったんですよ!!)
???(まぁ…次からはすんなよ…
_______まふ。)
???(はい!気をつけます!)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!