第21話

リップ×吉野北人
2,588
2022/03/30 13:34
残業をしてると、なんだか隣から視線を感じる。
(なまえ)
あなた
どうしたの、、?
北人
北人
なんか、今日違わないですか?
(なまえ)
あなた
えっ?
急に言われた後輩からの一言。

その間もずっと難しい顔しながら、仕事もせず私をずっと見つめてくる。
北人
北人
うーん、、。なんかやっぱり違う
(なまえ)
あなた
そんなのいいから、仕事、、
北人
北人
あっ、分かった!いつもとメイク変えましたよね?
(なまえ)
あなた
あ、、うん。たまにはこっちもいいかなって。まさか、気づいてくれるなんて思わなかった
北人
北人
当たり前じゃないですか。いつも見てるんだから笑笑今日の先輩かわいいです!
(なまえ)
あなた
そんな、、でもお世辞でも嬉しい。
北人
北人
お世辞なんて言ってないです。俺は本気でっ
(なまえ)
あなた
分かった分かった笑
北人
北人
もう信じてないでしょ?
こんなイケメンで、仕事もできる後輩から毎回こんなことさらっと言われて鵜呑みにしてたら身体がもたない。
北人
北人
、、もしかして、これから誰かと会います?
(なまえ)
あなた
え?
北人
北人
彼氏、、とか、、そのっ、、
(なまえ)
あなた
ないない笑まぁ、いたらいいけど笑
北人
北人
、、じゃあ、立候補していいですか?
(なまえ)
あなた
もう何言って、、
冗談だと思って受け流そうとしたけど、彼の表情を見るといつにも増して真剣で、、。
北人
北人
俺じゃ、ダメですか?
(なまえ)
あなた
えっ、、。だめっていうか、、私より北人くんにはもっと似合う人がいるはずだから
北人
北人
俺は、、あなたさんがいいです。笑ってる顔も、真剣な顔も、どんな姿も隣で見てたいから、、。


好きです。俺と付き合ってください
吸い込まれそうな瞳で、真っ直ぐな言葉に自然に

「はい」と返事してしまう自分がいた。

その返事にガッツポーズで喜んでいる彼。
北人
北人
、、してもいいですか?
(なまえ)
あなた
え?
振り向くと軽く触れる唇。
北人
北人
そのリップの色好きです。それに、その唇見たときからずっとしたかったです笑
(なまえ)
あなた
な、何言って//
北人
北人
もう一回だけ、、だめ?
かわいい顔でおねだりされて断れないまままた重なる唇。

ゆっくり離れてからもじっと見つめていると、少し顔を赤ながら優しく微笑んでくれた。

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