第3話

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2020/04/25 08:50








































『なあ斗亜、ここら辺に坂元ミュージカル教室みたいなの新しく出来てへん?』


斗亜「聞いたこと無いなぁ、新しいミュージカル教室が出来たっていうのも聞かへんで」


彪太郎「じゃあここら辺と違うんちゃう?ミュージカルやってんねんやろ?なら大阪ちゃうかもしれんやん」


『あー、確かに。けどなんでわざわざこの田舎の偏差値低い高校来てるんやろか』


拓哉「有名な女優さんだったりしてー笑」


『あいつに限って絶対無いわー笑
あんなに地味なんやで?女優なんか出来る訳笑』


拓哉「それもそうか、、とりあえずミュージカル教室探してみるか!」


斗亜「そやね!まずは近場から!」


『どんな家に住んでるんやろ、、』





















今からイツメンで下調べだ~い!!!

あなたちゃんの事を少しでも知っていかな!




















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『なあ彪太郎なんで俺彪太郎となん?』


彪太郎「俺と嫌やった?」


『いやそんな訳や無いねんけど、Tシャツ個性的過ぎん?隣で歩くの嫌や』


彪太郎「かわええやん!青に黄色って書いたTシャツ!お気に入りなんやけどなぁ、」


『一生センス分かり合える気せえへんわ笑』


彪太郎「ひっどー笑」














彪太郎とよくわからん話をしながら街中を歩いて探してるけどそれらしき物も無いし、ネットで調べてもここら辺には個人で経営できるようなミュージカル教室は無かった。


















彪太郎「てかさ、その子の名字“坂元”よな?大阪の大きな芸能事務所の社長さんに坂元さんって居ったような気がすんねん」


『は?まじ?それマジなん?』


彪太郎「お母さんが『あんたと同い年なのにこの子はミュージカルとかで活動して、みっともない!』って俺に言ってきたような記憶あんねんけど、、、」


『その話詳しく教えてみ!』


彪太郎「女優の永瀬詩那ナガセシイナって子その子俺らと同級生やん、その子のパパが坂元っていう名前やった気がすんねんけどなぁ」


『永瀬詩那、、、なんか聞いたことあんな、、でも俺が落とそうとしてる子の名前坂元あなたやで?全然違うやん』


彪太郎「芸名じゃね?」


『は、、まじか、、ならあれとも辻褄が合う、』






















あいつまじで永瀬詩那なんか、、、

ならさらに燃えてきた!!!!


よし、本気で落としに行くから待っとけ!
























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